こんにちわ。ORIH(@orih_k517)です。今日は『+ログ』の記事を読みに来ていただきありがとうございます。
前から手書きのメモやイラストをデジタル化するガジェットがあると知っていたのですが、なかなか購入する機会がなく書いたメモをスマホで撮ってGoogleドライブなどにアップロードしていました。
そんななか、ペンタブレットなどで有名なWacomさんから発売している「Wacom Bamboo Folio」という紙に書いたメモやスケッチを手軽にデータ化し、クラウドに保存し共有できるスマートパッドを使用させていただける機会がありましたので、特徴や使用感などご紹介したいと思います。
- Wacom Bamboo Folio L A4サイズ対応 スマートパッド
- 特徴
- 紹介動画
- メモやスケッチを簡単にデジタル化できるスマートパッド
- ビジネスユースやお絵かきツールとして
- Wacom Inkspace AppをDLする
- DL後は手順通りに進めるだけで簡単接続
- 書いてボタンを押すだけ!簡単にデジタル化
- クラウドサービス「Inkspace」
- 使ってみて
- こんな人におすすめ
- 手書きをデジタル化できる次世代代文房具はすごかった
Wacom Bamboo Folio L A4サイズ対応 スマートパッド
特徴
ノート型のスマートパッド
WacomのBamboo Folio Lは保護および整理用のカバーが付いた、持ち運びしやすいノート型のスマートパッド。いつでもどこでもひらめいたアイディアを専用のペンで紙に書いて、ボタンを押す。たったそれだけで手書きのメモやスケッチをJPG、PNG、PDFやWILL形式のデジタルデータに変換できます。モバイルデバイスがなくても、最大100ページ分の内容を保存でき、後で再接続して同期をすることも可能
クラウドサービス Inkspace
紙に書き留めたメモやイラストをスキャンしてパソコンに取り込むのではなく、Wacom Inkspaceアプリでデータ化し、タブレットやスマートフォンに保存しましょう。(手書き文字変換など追加の機能を利用できるInkspace Plusは3ヶ月間無料でお試し可能です)※Inkspaceを利用するには、無料のWacom IDを作成する必要があります
Inkspaceアプリ
Bluetooth 対応の iOS または Androidデバイスで、Wacom Inkspaceアプリ を使ってアイデアの編集と共有をおこないましょう。紙に記入したメモや絵をDropbox, Evernote, OneNoteにエクスポートし、資料を共有することも可能です
選べる2つのサイズ
A4/レターサイズ、又は A5/ハーフレターサイズの2つのサイズからお選びください。最大厚さ8mm(おおよそ80ページ)までならお好みのメモ用紙でも対応可能です。高精度な筆圧感知機能、手になじむソフトな手触りの表面のスマートボールペンは本体を回転するとゆっくりペン先が出てくるツイスト式を採用。付属のペンはフォリオ本体に収納できるようデザインされています
紹介動画
ワコム Bamboo Folio
メモやスケッチを簡単にデジタル化できるスマートパッド
Wacomさんよりサンプルとして提供していただきました。
こちらに書いてある通り、本機は「紙に書いたメモやスケッチを手軽にデータ化し、クラウドに保存し共有できるスマートパッド」です。
今回はノート形式のFolioというものでA4サイズです。他にはA5サイズやバインダー形式のSlateというものもあります。
持ち歩くならバインダー形式のSlate、職場や自宅で使うならノート形式のFolioがおすすめです。
入っていたのは取説、ボールペン、替え芯、充電用のmicro-USBケーブルです。
取説は日本語に対応しており、分かりやすく説明されています。
手になじむソフトな手触りの表面のスマートボールペンは本体を回転するとゆっくりペン先が出てくるツイスト式を採用。ワコムのEMR技術で筆圧を感知しており、これはペン側にあるセンサーとパッド側にあるデジタイザにより
筆圧を感知しています。
※パッドはスマホとBluetooth接続しますが、ボールペンは特に接続などはしません。
替え芯が1本付属しています。ペン芯についてはノイズ等の影響を考慮した専用品らしく、それら以外は動作保証外となるようです。
ビジネスユースやお絵かきツールとして
こちらが本体です。高品質の合成皮革とナイロン生地を採用し、本体カラーはダークグレーのみ。A4サイズで268×338×19mm(幅×奥行×厚さ)、重さは約826g、バッテリー持ちは約8時間で充電時間は約2.5時間となります。Amazonでの価格は22,040円です。
MacBook Air13との比較はこんな感じ。ほぼ同じ大きさです。
付属しているノートに専用のボールペンでメモなどを書くことで、筆圧を読みとりデジタル化する仕組みです。読み取りは電磁誘電方式を採用し、1024段階の筆圧レベルに対応しているので正確に読み取ることが可能。用紙の厚さは8mmで80ページ。
ちなみに紙は専用の紙(ノート)ではなくても代用可能です。(※認識可能な厚さは最大で8mm)
1ボタン制で電源のオン/オフ、ページ区切り、ペアリングに対応しています。
使用方法を簡単に説明すると「専用アプリをDL → スマホとペアリング → 書く → ボタンを押す(デジタル化)」これだけです。
本体充電用のMicro USBコネクター。約2.5時間の充電で8時間の使用ができます。
ボールペンはバット側に収納可能。ボールペンは他のものを代用できないので注意です。
Wacom Inkspace AppをDLする
予め専用アプリをDLしスマホとBluetooth接続しておく必要があります。
※スマートフォンやタブレットがない場合でも、本体に最大100枚分のデータを記録できます。ただし、Bambooスマートパッドを利用してデータ化するためにはDLは必須です。
DL後は手順通りに進めるだけで簡単接続
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書いてボタンを押すだけ!簡単にデジタル化
では早速書いてみましょう。
紙は専用の紙でなくでも大丈夫です。最大で8mmの厚さの上から書いても認識するので市販のノートでも代用可能です。
もう一度、使用方法を簡単に説明すると「専用アプリをDL → スマホとペアリング → 書く → ボタンを押す(デジタル化)」これだけです。
紙に何も書いていない状態ではLEDが緑に点灯しています。
何か書くと青色になります。この状態でボタンを押すと書かれている内容がデジタル化されます。
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さらにライブモード機能があり、書いたメモや描画をリアルタイムに複写する機能はすごいです。
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メモ以外ではお絵かきツールとしても使え、認識しない鉛筆で下書きし、その後専用ボールペンで書くという使い方ができるのが便利でした。

書いたものは1ページ毎に分けられて保存されます。また複数のページを結合できる機能もあり。
クラウドサービス「Inkspace」
クラウドサービス「Inkspace」があり、アプリで保存したデータをスマートフォンやPCのブラウザーから閲覧することができます。無償版の5GBのストレージ「Inkspace Basic」、月額300円の50GBのストレージ「Inkspace Plus」から選択できます。
Inkspace Basicは、ファイルのアクセスと共有機能、Inkspace Plusは手書き文字をリッチテキストに変換する「Ink to Text」機能やコラボレーションツール「Ink Collaboration」、SVG形式に出力する「Ink to Vector」機能に対応。
Bamboo FolioとBamboo Slateを購入された方はInkspace Plusを3カ月間無料で利用可能で、4カ月目以降は毎月300円で利用することができます。
またお手持ちのあらゆるデバイスから、メモ、スケッチ、アイデアにアクセスしたり、Dropbox®、Evernote® または OneNote® のようなお好きなクラウドサービスにファイルを直接エクスポートしたりできます。
使ってみて
■よかった点
・使い方が簡単
・正確に認識される
・シェア、エクスポートが簡単
・Inkspace Plusが3か月無料、その後は毎月300円で利用できる
・市販のノートや紙で代用できる
■気になった点
・専用のボールペンが必要
こんな人におすすめ
・仕事でよくメモをする方
・手書きを簡単にデジタル化したい方
・簡単にシェアしたい方
・クラウド上で保存したい方
手書きをデジタル化できる次世代代文房具はすごかった
実際使う前まではそこまで期待していませんでしたが、使ってみて「Wacom Bamboo Folio スマートパッド」の完成度には驚きました。正確に認識され、1ボタンでデジタル化できる手軽さはすごいです。ボールペンは専用のものが必要ですが、普段利用している紙やノートをそのまま使えるのもポイントです。
今回はBamboo Folioを紹介しましたが、屋外での使用は軽量薄型のバインダー型のBamboo Slateがおすすめ。使うシーンや頻度に応じて選択できるのはいいですね。
メモだけでなく、スケッチなどを簡単にデジタル化できる「Wacom Bamboo Folio スマートパッド」の紹介でした。
気になった方は是非チェックしてみてくださいね。
最後まで『+ログ』の記事を読んでいただきありがとうございました。
記事を書いた人:ORIH(@orih_k517)
文房具の進化に驚きました。さらなる進化に期待です。