五千円台ながら、低消費電力で最大15時間の連続再生に加えて、高音質コーデックaptXの上位であるaptX HDに対応。
また音響特性に定評のあるチタンコーティングを施されたドライバーを搭載し、クリアで明瞭感のある高音と豊かな厚みのある低音の両立を実現しています。
この記事ではTaoTronics TT-BH07Sの外観や音質、遅延、使い勝手などご紹介します。
【上位版】TaoTronics TT-BH07S Plus
【新製品】TaoTronics TT-BH07S Boost
- TaoTronics TT-BH07S Bluetoothイヤホン
- TaoTronics TT-BH07S Bluetoothイヤホンの特長
- TaoTronics TT-BH07S Bluetoothイヤホン レビュー
- TaoTronics TT-BH072とTT-BH07Sを比較・違い
- 使ってみて
- こんな人におすすめ
- TaoTronics TT-BH07Sレビュー:まとめ
- AmazonでBluetoothイヤホンをお得に購入する方法
TaoTronics TT-BH07S Bluetoothイヤホン
TaoTronics TT-BH07S Bluetoothイヤホンの特長
クアルコム社の最新チップ"QCC3034"を国内初採用
世界的にも採用され製品化されたオーディオ製品がまだ少ないクアルコム社の最新チップ"QCC3034"を国内で先駆けて採用したワイヤレスイヤホン"TT-BH07S"。
最長15時間再生やaptXなど高音質コーデック対応など、従来のモデルよりも大幅なスペックアップを実現しております。
高音質コーデック AAC、aptX、aptX HD 対応
iPhoneなどiOS機器での高音質再生を実現するAACや、多くのスマートホンやタブレットなどで採用されているAndroidOSベースに開発されたデバイスなどでの高音質再生を実現するaptX/aptX HDに対応。
iPhoneやAndroidデバイスなど、多くのモバイル端末での高音質な音楽・動画鑑賞などを実現いたします。
最長15時間連続再生
スポーツタイプのワイヤレスイヤホンとしては最長クラスである最大15時間の連続再生に対応。
頻繁な充電という煩わしさから解放され、通勤時にも通学時にも、音楽再生や映画やドラマ、アニメなどの長時間のコンテンツをお楽しみの際にも、電池の残量を気にすることなく、音楽・動画鑑賞に没頭して頂けます。
更なる高音質化を実現するチタンコートドライバー搭載
更なる高音質化を目指すために、音響特性に定評のあるチタンコーティングを施されたドライバーを搭載。
高い剛性を持つチタンコートドライバーにより、クリアで明瞭感のある高音と豊かな厚みのある低音の両立を実現。
従来“TT-BH07”で好評であった聴き心地の良いサウンドを継承しながらも、ボーカルなども聴きやすい音のクリアさも向上しております。
汗や雨などによる故障からイヤホンを守る防水性能 IPX5 対応
汗や雨などからイヤホンを保護する生活防水レベルの防水性能IPX5に対応。
ランニングやトレーニングの汗にも対応するため、ジムなどでの使用にも最適。
また急な雨で濡れても故障しにくいため、これから到来する不安定な天候の梅雨にも安心してご使用頂けます。
快適な通話環境を実現する CVC ノイズキャンセリング 8.0 搭載
クリアで快適な通話環境を実現するCVCノイズキャンセリング機能を搭載。
風切り音など不快な使用感の要因となる環境音などに対応し、快適な通話環境を提供いたします。
TaoTronics TT-BH07S Bluetoothイヤホン レビュー
まずはTaoTronics TT-BH07S Bluetoothイヤホンの仕様から。
Bluetooth | 5.0 |
---|---|
対応コーデック | SBC、AAC、aptX、aptX HD |
充電時間 | 約1時間30分 |
連続再生時間 | 最大15時間 |
ドライバー | φ6mm ダイナミック型ドライバー ※チタンコーティング仕様 |
防水等級 | IPX5 |
重さ | 16g |
サイズ | 590 x 25 x 32 mm |
保証期間 | 12か月 |
カラー | ブラック、ホワイト、レッド、ピンク |
その他 | CVCノイズキャンセリング8.0 マルチポイント対応 マルチペアリング対応(2台) |
ロングセラーであるTaoTronics TT-BH07をベースに開発をスタートし、クアルコムのQCC3034チップを搭載した最新のBluetoothイヤホンです。
IPX5防水でコンパクトかつ16gの軽量サイズ、きしめん状のケーブルはカバン内でも絡まりにくいです。
連続再生は最大15時間、フル充電は約1.5時間、音質を左右するコーデックはAACとaptX、aptX HDに対応しています。
また更なる高音質化のため、音響特性に定評のあるチタンコーティングを施されたドライバーを搭載しているのも特長でしょう。
対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPをサポートし、Siri等のボイスアシスタントも利用できます。
リモコン部分にマイクが搭載されており、ハンズフリー通話が可能。CVC8.0通話ノイズキャンセリング搭載で、周囲の環境音を低減する高品質な通話ができます。
外観
4色カラーのなかで、ホワイトをご紹介。
ホワイトは汚れやすいですが、シンプルで飽きのこないデザインで個人的に好んで選ぶ色です。
ドライバーはφ6mm ダイナミック型ドライバーでチタンコーティング仕様。
イヤーピースとイヤーフックで動きにもしっかり対応。外れにくくつけ心地の良い装着感です。
ハウジング部分にはマグネットが内蔵されており、使わないときはネックストラップとして身につけることができます。
絡みにくいきしめん状ケーブル。また長すぎず短すぎないちょうど良い長さです。
イヤホンの重さは約15g。
軽くウェアラブルイヤホンとして最適。ジムやランニング時でも気にせず使えるイヤホンです。
同梱品
同梱されていたのは以下。
・本体
・Micro USBケーブル
・イヤーチップ (S/M/L)
・イヤーウィング (S/M/L)
・収納ポーチ
・ユーザーガイド
これはうれしい。持ち運び時に便利な専用ポーチ付き。
バッテリー持ち
1.5時間の充電で最大15時間の連続再生ができます。
充電はMicroUSBケーブルを使用します。充電アダプタは付属していないので、スマホ用を代用するといいでしょう。
バッテリー残量が少なくなるとLEDが赤く点灯します。
○LEDインジケーターのステータス
充電中 | 赤く点灯 |
---|---|
充電完了 | 青く点灯 |
バッテリー残量小 | 赤く点灯 |
ペアリングモード | 赤と青が交互に点滅 |
ペアリング完了/中 | 青く5秒ごとに点滅 |
装着感
イヤーピースとイヤーフックは3サイズ付属しているので、自分の耳に合ったサイズを選んで装着できます。
イヤホンのハウジングはやや大きめですが、イヤーフックがついているのでフィット感は良いです。
ジムのランニングマシーンで使用しましたが、外れることなく使うことができ、長時間付けていても快適なつけ心地でした。
操作性
操作は音量調整を含む、基本的な操作はすべてイヤホン側からできます。
イヤホン装着時でもリモコンへのアクセスがよく、操作しやすいです。
電源ON | MFボタンを1秒押す |
---|---|
電源OFF | MFボタンを3秒押す |
再生/停止 | MFボタンを押す |
曲送り | +ボタンを2秒押す |
曲戻し | ーボタンを2秒押す |
受話・終話 | 着信時にMFボタンを押す |
着信拒否 | 着信時にMFボタンを1秒押す |
ペアリング | MFボタンを5秒押す |
リセット | +/ーボタンを5秒押す |
※MFボタン:リモコンの真ん中にあるマルチファンクションボタンのこと。
初回ペアリングとリセット
以下の手順が初回のみ必要です。
2回目以降はイヤホンの電源ONのみで自動ペアリングされます。
・ペアリング方法
1.電源OFF状態からMFボタンを5秒押す
2.リモコン部分にあるLEDが赤と青に点滅
3.スマホのBluetooth設定で「TaoTronics TT-BH07S」を選択
4.接続完了
5.次回以降は自動ペアリング
音質とコーデック
▲aptX HDで認識(Xiaomi MiMix3)
高音質コーデックのAAC、aptX、aptX HDに対応し、iPhone・Androidユーザーにおすすめです。
aptX対応なので、Xiaomi MiMix3と接続して音楽を聞いてみました。
どの帯域も十分出ており、音場も広め。ボーカルはとてもクリアで聴き取りやすく心地よいのが好印象でした。
中域のボイスがクリアに聞こえ、マイクと声の近さ(ウェット感)が伝わってきます。
低域もドラムのキックなどパワフルな厚みを感じられ、EDMやロックとの相性もいいでしょう。
また音量を上げても高域が滑らかで尖った印象はなく、むしろ大音量で好きな音楽を楽しむのにもってこいのイヤホンだと思いました。
音飛び
Xiaomi MiMix3とTaoTronics TT-BH07Sの組み合わせで東京駅や新宿駅、人混みの多い場所で検証してみました。
満員電車や混雑した駅構内、乗り継ぎ時で1度も途切れることなく、とても安定した接続性です。
また自宅や職場、カフェなどでは一度も音飛びや音途切れはありませんでした。
遅延
検証としてXiaomi MiMix3でYoutubeを見てみることに。
Xiaomi MiMix3(aptX HD接続)では口とセリフのズレは分からないくらいの遅延で動画視聴ができました。
aptXは圧縮率が低く、データ量が多くなると途切れやすかったり遅延の原因になるみたいですが、そういった心配はなさそうです。
映画やアニメ視聴でもノンストレスで楽しむことができるでしょう。
防水性能
IPX5防水は「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)」です。
短時間であれば、シャワーや雨の中でも十分動作する防水性です。ただ日常的に水濡れすると故障の原因となるので、急な雨や運動時の汗程度なら問題なく使えるという解釈がいいと思います。
対応コーデックについて
本記事ではAACやaptX、aptX HDなど聞きなれない方へコーデックについて説明します。
Bluetoothイヤホンのコーデックとは、Bluetoothで音声を伝送する際に音声を圧縮する方式名称です。
SBCというコーデックが標準ですが、圧縮効率や転送速度を優先するので音質が良くありません。
iPhoneならAAC、AndroidならaptXコーデックに対応したBluetoothイヤホンを選ぶといいでしょう。
またAndroidスマホなら上位のaptX HDやaptX LLのコーデックに対応しているものもあります。
コーデック | 音質や対象スマホ |
---|---|
SBC | 標準音質 |
AAC | SBCより高音質で、iPhone/iPadがおすすめ |
aptX | SBCやAACより高音質で、Androidスマホがおすすめ |
aptX HD | aptXより高音質で、Androidスマホがおすすめ |
aptX LL | aptXより低遅延で、Androidスマホがおすすめ |
LDAC | ハイレゾ音源で、Xperiaスマホがおすすめ |
TaoTronics TT-BH072とTT-BH07Sを比較・違い
TT-BH072 | TT-BH07S | |
---|---|---|
Bluetooth | 5.0 | 5.0 |
対応コーデック | SBC AAC aptX aptX HD |
SBC AAC aptX aptX HD |
充電時間 | 約1時間40分 | 約1時間30分 |
連続再生時間 | 最大13時間 | 最大15時間 |
ドライバー | φ6mmダイナミック型ドライバー | φ6mmダイナミック型ドライバー |
防水等級 | IPX5 | IPX5 |
重さ | 14g | 16g |
サイズ | 640 x 30 x 22 mm | 590 x 25 x 32 mm |
保証期間 | 12か月 | 12か月 |
カラー | ブラック | ブラック ホワイト レッド ピンク |
その他 | イコライザー機能 | チタンコーティング仕様 |
価格 | 4,599円 | 5,378円 |
・共通点
2.低消費電力設計
3.aptX HDなど高音質コーデックに対応
4.Bluetooth5.0
・TT-BH07S
2.最大連続15時間再生可能
3.5,378円
4.ブラック、ホワイト、レッド、ピンク
・TT-BH072
2.最大連続13時間再生可能
3.4,599円
4.ブラックのみ
▲ハウジングはTT-BH07Sの方が大きい
▲TT-BH07S:きしめんケーブル、TT-BH072:丸ケーブル
ケーブルの長さはほぼ同じ。どちらもウェアラブルイヤホンとして最適な長さ。
▲リモコン部分
TT-BH072にはアプリ不要にイコライザー機能付き。
・長時間再生・高音質サウンドを楽しみたい
TaoTronics TT-BH07S
・低予算・イコライザー機能で音質の変化を楽しみたい
TaoTronics TT-BH072
※TT-BH072のレビュー記事はこちら
【TaoTronics TT-BH072 レビュー】安くて高音質!aptX HD対応防水Bluetoothイヤホン【イコライザー搭載】 - +ログ
使ってみて
■よかった点
・aptX HDコーデック対応
・15時間の連続再生
・クリアで明瞭感のある高域
・音場の広い中域
・ほどよい厚みの低域
・IPX5の高い防水性
・軽いウエアラブルデバイス
■気になった点
・なし
こんな人におすすめ
・aptX HDコーデック対応のBluetoothイヤホンが欲しい方
・Androidスマホをお持ちの方
・大音量で音楽を楽しみたい方
TaoTronics TT-BH07Sレビュー:まとめ
特長をおさらいしておきます。
・AAC&aptX&aptX HDコーデック対応
・チタンコーティング仕様のドライバー
・CVC8.0通話ノイズキャンセリング
・IPX5防水
・マグネット搭載でネックストラップに
・連続再生は最大15時間
・充電はMicroUSBケーブルで約1.5時間
・技適認証済み
TaoTronics TT-BH07Sは五千円台ながら、高音質コーデックaptX HDと最大15時間の連続再生のロングバッテリーを併せ持つところが評価ポイントでしょう。
iPhoneよりはaptXに対応したAndroidスマホやデバイスと接続して、高音質な音楽等を楽しむのに最適なBluetoothイヤホンです。
販売価格は5,378円、カラーはブラック、ホワイト、レッド、ピンクの4色から選べます。
aptX HDコーデック対応のBluetoothイヤホンが欲しい方、これからジムやランニングを始める方にもおすすめできる最新のBluetoothイヤホンの紹介でした。
【上位版】TaoTronics TT-BH07S Plus
【新製品】TaoTronics TT-BH07S Boost
※こんな記事もあります。
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