SOUNDPEATS史上、最強音質!
makuakeで応援購入がスタートしたSOUNDPEATSの旗艦モデル「Opera05」をレビューします。
1つのイヤホンの中に3つのドライバー(DD×1、BA×2)を搭載し、LDAC対応+ハイレゾ認証済の完全ワイヤレスイヤホンです。
また旗艦モデルとしてふさわしいジュエリーのような高級感のあるデザインも特徴の1つ。
最大33時間のロングバッテリーで通勤通学はもちろん、リモートワークなどのビジネスシーンでも使えます。
現在早期購入による割引率が高いので、一般販売よりも大変お得に購入できますよ。
- SOUNDPEATS Opera05 レビュー
- SOUNDPEATS Opera05の特徴
- SOUNDPEATS Opera05はこんな人におすすめ
- SOUNDPEATS Opera05の良かった点
- SOUNDPEATS Opera05の気になった点
- SOUNDPEATS Opera05の外観と付属品
- SOUNDPEATS Opera05の機能
- まとめ:SOUNDPEATS Opera05 レビュー
SOUNDPEATS Opera05 レビュー

この記事では「SOUNDPEATS Opera05」をレビューし、スペックや特徴、良かった点、気になった点などご紹介します。
スペック
Bluetooth | v5.3 |
---|---|
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
連続使用時間 | 最大9時間 ケース込み最大33時間 |
防水性 | IPX4 |
片耳使用 | ○ |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み機能 | ○ |
急速充電 | ○ |
充電ポート | USB-C |
操作方法 | タッチ式 |
参考価格 | 13,999円 |
SOUNDPEATS Opera05の特徴

SOUNDPEATS Opera05の主な特徴は以下の3つです。
・コーデックの最高峰LDAC対応
・3つのドライバーを1つのイヤホンに搭載
専用アプリSOUNDPEATS

SOUNDPEATSという専用アプリを利用可能です。
機能自体はシンプルですが、イコライザーで自分好みのサウンドチューニングができます。

コーデックの最高峰LDAC対応
日本オーディオ協会によるハイレゾ認証済。CDの約3倍の情報量により、楽器や声などのディテールをきめ細かく表現することができます。
そのハイレゾ音源をワイヤレスで再生できるのがLDACコーデックです。
LDACコーデックに対応したスマホやデバイスをお持ちの方であれば、高音質なサウンド体験できます。
3つのドライバーを1つのイヤホンに搭載
通常同じようなワイヤレスイヤホンには、DD型というダイナミックドライバーが1つ搭載されています。
ただ本製品では、そのDD型に加えてバランスド・アーマチュアというBA型が2つ、合計3つのドライバーが1つのイヤホンに搭載されています。
このように2種類のドライバーを搭載することで低音域と高音域をカバーし、より高音質なサウンドで音楽等を楽しめます。
SOUNDPEATS Opera05はこんな人におすすめ
SOUNDPEATS Opera05はこんな人におすすめです。
・とにかく音質重視の方
・予算1万円以下で探している方
SOUNDPEATS Opera05の良かった点
SOUNDPEATS Opera05の良かった点は以下の3つです。
・9時間くらいのロングバッテリー
・30dBでも十分なANC性能
ベストな高音質サウンド
これまで数多く完全ワイヤレスイヤホンをレビューしてきましたが、2種類のドライバーを搭載したハイブリッド型は初めてでした。聞いた瞬間、かなり音質が良いことがすぐに分かり、普段何気なしに聞いている曲でもこんな音鳴ってたかな?と感じるくらい音の粒度や臨場感が一段階以上アップしました。
音質重視のユーザーであれば、満足する確率は高いのではないかと思います。
9時間くらいのロングバッテリー
公式情報だとイヤホン単体で連続再生9時間程度のバッテリー持ちとのこと。実際にLDACコーデックでANC OFF状態で再生してみると8時間31分だったので、ほぼ公称値通りの結果でした。
リモートワークでmeetやZoomを繋げっぱなしにした場合だと、6時間21分だったので通話系だと少しバッテリー持ちが悪くなる傾向にありました。
それにしても7〜8時間程度のバッテリー持ちであれば通勤通学と十分でしょう。
30dBでも十分なANC性能
競合モデルの中には、ANCのノイズ軽減が40dBを超えるものもあり性能アップが進んでいますが、本製品は30dBと一世代前くらいの性能です。ただ実際にANC ONにしてみると、周囲の環境ノイズは軽減されており、デジタル耳栓としても十分な性能でした。
やや閉塞感のあるノイキャンですが、ノーマルモードのパッシブ状態でもある程度遮音性は高いです。
SOUNDPEATS Opera05の気になった点
SOUNDPEATS Opera05の気になった点は以下の1つです。
やや大きめのイヤホンサイズ
3つのドライバーを搭載している点からか、イヤホンサイズはやや大きめです。
リモートワークで長時間つけていると耳がいたくなることがありました。
個人的にリモートワークで長時間使用というよりは音楽メインで短時間使用で楽しむ用途なので許容範囲です。
SOUNDPEATS Opera05の外観と付属品

光沢のある鏡面仕上げと艶消しのマット仕上げを組み合わせることでジュエリーのようなデザインに仕上がっています。
公式情報によると5つの素材を使用し、11もの塗装を施しているとのこと。
細部の作り込みも丁寧で”上質”という言葉が合うプロダクトです。
イヤホン内部には3つのドライバーが搭載されており、12mmのダイナミックドライバーが1つとバランスド・アーマチュア(BA型)が2つです。
ノズルも高級イヤホンに採用されるメタル製で不要な音の振動や澱みを抑えたクリアな音を実現したとのこと。
イヤホンの形状は人間工学に基づき、パッシブ効果と呼ばれる物理的な耳栓のような効果を得られる工夫も施されています。


イヤホンサイズはOpera05の方がやや大きく、重めです。
付属品は以下です。
旗艦モデルですが最低限の付属品だったのでコストカットでしょうか。
イヤーピースもウレタンなど2種類4サイズくらいあっても良かったかなと思います。
・イヤーピース(S/M/L)
・USB-Cケーブル
・取扱説明書
イヤーピースは3サイズです。
軸は楕円で硬さは普通、傘は大きめで硬さは普通でした。
SOUNDPEATS Opera05の機能
SOUNDPEATS Opera05の各機能を紹介します。
バッテリー持ち

・ケース込みで最大33時間
・10分の充電で1時間の音楽再生ができる急速充電に対応
イヤホン単体で最大9時間、ケース込みで最大33時間です。
ただしANCをオンにすると最大7時間程度とややバッテリー持ちが悪くなります。
テレワークなどで長時間使用すると6時間程度でバッテリー切れになりますが、急速充電に対応しているのですぐにまた使えるので問題ないかと。
バッテリー持ちの検証として音楽を再生(LDAC/音量50%)しつづけたところ、8時間31分。ノイズキャンセリングONだと7時間43分でした。
操作性

再生/停止 | どちらかを2回タップ |
---|---|
曲送り | 右側を1.5秒タップ |
音量+ | 右側を1回タップ |
音量ー | 左側を1回タップ |
音声アシスタント | どちらかを3回タップ |
機能切り替え | 左側を1.5秒タップ |
※機能切り替えは、ANC→外音取り込み→ノーマルの順
基本的な操作はほとんどイヤホン側からできますが、曲戻りだけ非対応。
通話や拒否などのイヤホン操作ができ、片耳の使用も可能です。
左側を1.5秒タップすることでモードの切り替えができます。
装着感
3つのドライバーを搭載している訳かやや大きめの本体です。
長時間つけているとやや耳が痛くなりました。ただ大きいからといって外れやすいとか重さを感じることはなく、安定感はあります。
ジムやランニング中に外れることなく使用でき、ノイキャンをオフでもそれなりに遮音性は高いです。
音質とコーデック

コーデックはSBCとAAC、LDACに対応しています。
LDACコーデックに対応したスマホでハイレゾ音源の音楽を再生してみました。
空気感、臨場感、その場にいるような透き通った音質で、聞いた瞬間から良い音だなとそう思える音質です。
低域〜中高域とバランスがよく、音の粒度の細かさもしっかり聞き分けられます。
ボーカルとの距離も絶妙で普段AirPods Proで聞いている曲でもここまで変わるのかと感動しました。
SOUNDPEATSの音質、チューニングは自分好みなのですが、まさにドンピシャでこれ以上ない体験ができ満足です。
点数で評価すると、5点中5点です。※Xiaomi Mi3との接続、moraの感想
ノイズキャンセリング
最大30dBなので競合製品と比較すると数値上の性能はやや劣ります。
ノイキャンをOFFにした状態(パッシブ/ノーマルモード)でも遮音性は高く周囲の音は低減されました。
ノイキャンON時はエアコンの空調音や冷蔵庫のモーター音(低めの環境音)などは、静かな環境だとほとんど聞こえなくなります。
地下鉄内では走行音など高めの音は普通に聞こえますが、低めの音はかなり低減されました。
外音取り込み機能
ややマイク集音感のある外音取り込み性能です。
自分の声はこもって聞こえますが、周囲の音は比較的クリアに聞こえました。
AirPods Proのようにイヤホンを外しているかのような自然さではないものの、性能としては十分かと思います。
いちいちイヤホンを外したくない方にはあると便利な機能です。
接続性&音飛び
iPhone 14 Proと接続して、主に自宅、コワーキングスペースで使ってみましたが、ほぼ途切れることなく使えました。駅構内や電車内など歩いていると、稀にブツっと音飛びしますが、復帰は一瞬。
その頻度も少なく目的地と家の往復で1回あるか程度です。
ちなみにMacBook Pro、Air、iPad Air4と接続してみると、途切れや接続不良はなく使うことができました。
動画視聴時の遅延
検証としてiPhone 14 ProでYoutubeとNetflixを見てみることに。何本か視聴しましたが、声と口とのズレはほぼ感じません。
映画やアニメ視聴でもノンストレスで楽しむことができるでしょう。
まとめ:SOUNDPEATS Opera05 レビュー

この記事では「SOUNDPEATS Opera05」をレビューし、特徴やスペック、音質、良かった点、気になった点などご紹介しました。
音質重視のユーザーにとっては他にない完全ワイヤレスイヤホンです。
高級感のあるデザインに加えて、最新スペックをしっかりと抑えたSOUNDPEATSのこだわりを感じました。
早期購入で1万円以下、一般販売でも1万円前半と考えるとLDAC対応スマホやデバイスをお持ちならコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンでしょう。
音質に関しては間違い無いので、特にSOUNDPEATSユーザーの方は旗艦モデルの実力を試してみてください。