SOUNDPEATSから発売されたAir3 Deluxe HSをレビュー。
LDACコーデックに対応しており、ハイレゾで音楽を楽しみたい方におすすめです。
実際にAndroidスマホでLDAC接続してみると、クリアで高音質なリスニング体験ができました。
カナル型と比べるとやや低音に物足りなさを感じるものの、十分音質は良いと思います。
価格は通常7千円台。割引セール時で五千円台なのでかなりコスパは良いです。
- SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS レビュー
- SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSはこんな人におすすめ
- SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの良かった点
- SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの気になった点
- SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの外観と付属品
- SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの機能
- まとめ:SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS レビュー
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS レビュー
この記事では「SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS」をレビューし、スペックや特徴、良かった点、気になった点などご紹介します。
スペック
Bluetooth | v5.2 |
---|---|
対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
連続使用時間 | 最大5時間 ケース込み最大20時間 |
片耳使用 | ○ |
操作方法 | タッチ式 |
防水性能 | IPX4 |
参考価格 | 7,180円 |
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSを購入する
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSはこんな人におすすめ
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSはこんな人におすすめです。
・動画やゲームを楽しみたい方
・予算1万円以下で探している方
予算1万円以下でLDAC接続できるスマホや音楽プレイヤーをお持ちの方におすすめです。
またワイヤレスでもゲームをしたい方は必見。低遅延モードを搭載しており、通常200ms(0.2秒)の遅延が60ms(0.06秒)まで短縮されます。
最近のワイヤレスイヤホンはほとんど遅延がわからないレベルなので、動画を見る分にはなくてもいい機能ですが、音ズレがシビアになってくる音ゲーなどには多少有効かもしれません。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの良かった点
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの良かった点は以下の2つです。
・1万円以下で買えるコスパ
数少ないLDAC接続対応のワイヤレスイヤホン。インナーイヤー型で限定するとさらに選択肢が少ないです。
直近のセール価格だとカナル型タイプを含めても最安。※執筆時点で5,244円
LDAC接続ができる音楽プレイヤーは必須ですが、ハイレゾ音源のリアルな音像を体験できます。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの気になった点
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの気になった点は以下の1つです。
筆者の場合インナーイヤー型は耳から外れやすく屋内の使用しかできないからです。
あとどうしても周囲の音を拾いやすく騒がしい場所での使用が不向きなのと低音の迫力はやはり物足りないです。
できればカナル型でこのコスパと品質レベルのワイヤレスイヤホンを発売してほしいなと思いました。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの外観と付属品
光沢のあるピアノブラック。指紋はやや目立ちやすいです。
充電ケースはイヤホンが収まる最小サイズなので、軽くポケットに入れてもかさばりません。
またこのサイズで合計20時間の再生時間を実現しており、旧世代のイヤホンと比較するとその進化が伺えます。
イヤホン本体には、14.2mmダイナミックドライバーを搭載。振幅が大きい低域から中域を忠実にトレースしつつ、伸びやかで艶のある高域を再現しているとのこと。
計4基のマイクを搭載でクリアな通話環境(ENC通話ノイズキャンセリング)、着脱検知機能、低遅延モード(60ms)などが備わっています。
わずかにAir3 Proの方がコンパクトで軽いです。
完全ワイヤレスイヤホンだと小さめのイヤホンケースだと言えます。
付属品は以下です。
・USB-Cケーブル
・取扱説明書
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの機能
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの各機能を紹介します。
バッテリー持ち
・ケース込みで最大20時間
最近のワイヤレスイヤホンとしてはスタンダードなバッテリー持ち。
テレワークなどで長時間使用すると4-5時間程度でバッテリー切れになりますが、休憩時間に充電しておけば1日作業でも使えます。
バッテリー持ちの検証として音楽を再生(AAC/音量50%)しつづけたところ、5時間19分。LDACだと4時間48分でした。
操作性
再生/停止 | どちらかを2回タップ |
---|---|
曲送り | 右側を1.5秒タップ |
曲戻り | 左側を1.5秒タップ |
音量+ | 右側を1回タップ |
音量ー | 左側を1回タップ |
低遅延モード | 左側を3回タップ |
基本的な操作はほとんどイヤホン側からできます。
タッチ操作で反応が良く、音量調整の割り当てが1タップなところが良かったです。
装着感
軽くて付け心地はいいのですが、イヤーチップのないインナーイヤー型なので私の耳だと外れやすかったです。デスク作業中など頭を大きく動かさないと外れないので、自宅用ならありだと思いました。
音質とコーデック
コーデックは、SBCとAAC、LDACに対応。LDACはCD音源を超える高音質なコーデックで、Xperia、Galaxy、AQUOS、arrowsなど一部のAndroidスマホで対応しています。
音質はバランスが良く、中高音がとてもクリアな印象を持ちました。ボーカルとの距離が近く聴きやすい音質です。
音量を上げても耳に刺さらないチューニングなので、長時間作業用BGMを聞いていても苦じゃありませんでした。
インナーイヤー型なのでやや低音に物足りなさを感じましたが、この価格でこの音質なら満足です。
点数で評価すると、5点中4.8点です。※Pixel 3aとの接続、Amazon Music HDの感想
接続性&音飛び
Pixel 3aと接続して、主に自宅、コワーキングスペースで使ってみましたが、途切れることなく使えました。駅構内や電車内など歩いていても今のところ接続不良はありません。
ちなみにMacBook ProやiPad Air4と接続してみても、途切れや接続不良はなく使うことができました。
動画視聴時の遅延
検証としてPixel 3aでYoutubeとNetflixを見てみることに。通常と低遅延モード(60ms)共に何本か視聴しましたが、声と口とのズレはほぼ感じません。
音ズレがシビアなゲームには向いていませんが、ゲームにも使えるイヤホンです。
映画やアニメ視聴でもノンストレスで楽しむことができます。
まとめ:SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS レビュー
この記事では「SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS」をレビューし、特徴やスペック、音質、良かった点、気になった点などご紹介しました。
この価格でLDACコーデックに対応し、ハイレゾ音源で音楽を楽しめるのはコスパが良いです。
専用アプリでイコライザーカスタマイズもできますし、着脱検知機能、低遅延モード、通話ノイズキャンセリングとあると便利な機能付き。
狙い目はセール価格でぐっと安くなった時ですが、通常時でも競合製品と比較した場合安いので低予算で探している方におすすめです。