Pixioより販売されているリフレッシュレート240Hzのゲーミングモニター「PXC279」をレビューします。
・PXC279の使い勝手は?
・安すぎるけど大丈夫?
・メリット・デメリットを知りたい
上記のような疑問を持つ方や購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
【関連】Pixioのゲーミングモニターおすすめ5選|評判と選び方を詳しく解説!
- Pixio PXC279の特徴とスペック
- PXC279の開封チェック
- PXC279の画質と使い勝手をチェック
- PXC279の気になった点
- 【まとめ】240Hz最強コスパ!PXC279はこんな人におすすめ
- ゲーミングモニター・PCモニターのまとめ記事
- 最大2.5%還元!ディスプレイをお得に買い物する方法
Pixio PXC279の特徴とスペック
PXC279の主な特徴は次の4つになります。
・メリハリのある美しい映像
・湾曲液晶で高い臨場感
・省スペースでスリムなデザイン
PXC279は3万円台でフルHD解像度(1920 x 1080)、リフレッシュレート240Hz、応答速度1msを実現。
5万円クラスのハイスペックモデルと変わらない基本性能で、非常にコスパの高いゲーミングモニターです。
液晶は明るい部分と暗い部分のコントラストが美しい「VAパネル」を採用し、湾曲パネルの効果もあって高い臨場感と投入感を楽しめます。
省スペースなスリムデザインなので、2台並べたマルチモニターにも最適。
PXC279はあまり使われない機能をバッサリ切り捨てて、脅威的なコスパを実現しています。
その代わりスタンドの機能が低いといったデメリットもあり。
これから詳しく解説しますので、購入前に自分の利用スタイルに合っているかチェックしてください。
スペック
サイズ | 27インチ |
---|---|
パネル | 湾曲VA |
解像度 | フルHD(1920 x 1080) |
リフレッシュレート | 240Hz |
応答速度 | 1ms |
最大輝度 | 450cd/㎡ |
コントラスト比 | 4000:1 |
入力端子 | DisplayPort x 1(240Hz) HDMI 2.0 x 1(240Hz) HDMI 1.4 x 1(120Hz) |
スピーカー | なし |
VESAマウント | ◯ |
参考価格 | 37,980円(税込) |
PXC279の開封チェック
27インチという大きめの画面ですが、本体はすごく小型でスタイリッシュ。
スリムなデザインで質感も安っぽくなく、所有感が高いです。
内容物は次の通りです。
・パネル本体
・DisplayPortケーブル
・電源アダプター
・電源ケーブル
・スタンド支柱
・スタンド台座
・スタンド用ネジ x 2
・VESAマウントブラケット
・英語の簡易組み立て説明書
日本語の取扱説明書はPixioのホームページからダウンロードできます。
Pixio Japan | Best Gaming Monitor | PXC279
スタンドの機能は前後のチルト(-5°〜15°)のみ対応した簡易タイプです。
高さ調整、左右の首振りはできません。
端子類は左から次のようになっています。
・電源アダプター
・USB(メンテナンス用)
・HDMI 1.4(120Hz)
・HDMI 2.0(240Hz)
・DisplayPort 1.2 x 1(240Hz)
・ヘッドホン出力
入力端子にはコネクタ名がプリントされていて分かりやすいです。
USBポートが1つありますが、メンテナンス用なのでユーザーが使うことはできません。
汎用的な VESA 100 x 100規格のモニターアームにも対応。
パネルの背面も湾曲しているので、水平にするためのブラケット(下駄)が付属しています。
設定用スティックが背面にあり。
電源はアダプター式で、大きさは長さ12cm x 幅5.2cm x 厚み3cm。
PXC279の画質と使い勝手をチェック
PXC279の画質と使い勝手について、次の5つを詳しく解説します。・強烈に美しい画質
・VAパネル最速の240Hz!
・PS5をつないだ時の使用感
・ゲームプレイに嬉しい機能を搭載
省スペースでスリムなデザイン
PXC279は極限まで無駄をそぎ落としたスリムデザインで、設置スペースも少ないです。
曲率1500Rのゆるやかなカーブのおかげで圧迫感がなく、つつみこまれた臨場感を味わえます。
ベゼル幅は非表示部分も含めて約8mm。2台並べたマルチモニターにも最適でしょう。
強烈に美しい画質
PXC279が採用しているVAパネルは、明るい部分と暗い部分のコントラストがIPSパネルより優れているのが特徴です。
発色は深みのある豊かな色彩で思わず息をのむ美しさ。
黒い部分は「真っ黒」に表示されて、明暗のはっきりしたメリハリのある映像を楽しめます。
また、湾曲効果もあって映像への投入感はバツグンです。
VAパネル最速の240Hz!
PXC279はVAパネルを採用したモニターの中で最速のリフレッシュレート240Hzに対応しています。
IPSやTNパネルには真似のできない色鮮やかな発色で、ヌルヌル動く映像は圧巻です!
60Hzや144Hzのモニターから乗り換えた人は、あまりの快適さに「びっくり」するでしょう。
もちろん、高性能モニターには必須の「カクつき・チラつき」を抑えてなめらかな映像を実現する「G-Sync Compatible/FreeSync」「フリッカーフリー」も搭載。
応答速度も1msと高速なため、競技性の高いFPSゲームから雰囲気を楽しむRPGなど、あらゆるジャンルのゲームを快適にプレイできます。
PS5をつないだ時の使用感
最新ゲーム機のPS5はリフレッシュレート120Hzまで対応しています。
240Hzまで対応しているPXC279に繋げるのはもったいない感じもしますが、ゲーミングPCとPS5の2台持ちの方なら最強の組み合わせです。
「27インチの大画面、投入感の高い湾曲液晶、美しい発色、価格が安い」
上記4つのメリットを持つPXC279は、PS5で最高のゲーム体験をしたい人にもおすすめです。
ゲームプレイに嬉しい機能を搭載
PXC279には対戦ゲームを有利に楽しめる便利機能が搭載されています。特に便利と感じた機能は次の2つです。
・極限までスムーズにする「残像低減機能」
狙った敵を見逃さない「クロスヘアー」
画面の中央に「照準」を表示させる機能で、6種類のマークから選べます。
これからFPSゲームを始めたいと思っている方におすすめで、圧倒的に敵を狙い撃ちしやすくなる便利な機能です。
極限までスムーズにする「残像低減機能」
標準状態でも残像感の少ない映像ですが、MPRT機能をONにすると極限までブレを抑えて遊ぶことができます。
ただし、フレーム間に黒いフレームが挿入されるので、画面の明るさが少し落ちます。
この暗くなる現象は他の多くのゲーミングモニターと同じで、PXC279特有の現象ではありません。
また、もともと明るい液晶なので色合いの変化が極めて少なく、非常に優秀です。
PXC279の気になった点
PXC279をじっくり使い倒してみたところ、気になるデメリットが2つありました。・スタンドの機能が少ない
VAパネル特有のデメリットですが、画面をななめから覗き込むと白っぽく見えます。
ただし、写真のような角度でゲームをする人はいないと思うので、大きなデメリットではないでしょう。
また、付属のスタンドは前後の角度調整のみで、左右の首振りや高さ調節ができません。
自由なレイアウトで設置したい方は、汎用のモニターアームを使う必要があります。
【まとめ】240Hz最強コスパ!PXC279はこんな人におすすめ
以上がPixo PXC279のレビュー内容です。
本製品は次のような人におすすめします。
・安くても性能に妥協をしたくない人
・PS5、Xbox Series X用のモニターが欲しい人
実際に使ってみて、想定以上の良い画質で快適にゲームを楽しめるモニターでした。
「安い=低スペック」の常識を壊した素晴らしい製品です。
コスパ優先でリフレッシュレート240Hzのゲーミングモニターを探しているなら一番のおすすめと言えます。
気になる方はぜひチェックしてください。
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