こんにちわ。ORIH(@orih_k517)です。今日は『+ログ』の記事を読みに来ていただきありがとうございます。
今回は日ごろデスクワークで座りっぱなし傾向にある方や、腰痛・肩こりに悩まれている方へおすすめしたい内容となっています。
たまに聞く「座りっぱなしは体に悪い」ですが、自分が調べる限りは本当のようで、1時間につき5分程度歩くといいようです。
一部の研究結果から「長時間座ることは体に悪い、1時間のデスクワークで寿命が22分も縮む」などと言われており、「座りすぎ」が寿命を縮める!? 日本人は世界最長ともの記事内にあるように日本人は世界的みても座りすぎの傾向があるらしく、1日平均8~9時間と世界一長いと言われています。
今使っている机に置くだけでスタンディングデスク化できる商品を紹介、レビューしたいと思います。
- スタンディングデスクとは
- Loctek 座位立位両用ワークステーション昇降式デスク F3MB
- Loctek 昇降式デスク「F3MB」をレビュー
- 組み立てなしで机の上に設置するだけ
- モニターや機器類を設置
- 使ってみて
- 座りっぱなしは体に悪いのは長年のデスクワークから経験済み
スタンディングデスクとは

( 出典:http://www.okamura.co.jp/product/desk_table/swift/ )
スタンディングデスクは立ったまま作業ができるデスクの事で、昇降可能なものと高さが固定のものがあります。
理想は少し高めのデスクで、キーボードを手に置いたときに腕が直角になるくらいの高さがベストです。
またディスプレイも目線と同じ高さに調節すると首や肩の負担になり辛いです。もちろん立ちっぱなしも良くないので、「座る・立つ」を定期的に行える昇降式のスタンディングデスクがいいでしょう。
メリットや座りっぱなしによる影響は以下です。※+ログ調べ
▼導入メリット
・背中、首、肩にやさしい
・カロリー燃焼を促す
・眠たくなりづらい
・ON/OFFの切り替えをしっかり行える
▼座りっぱなしによる影響
・血液循環不足、心臓病リスク
・肩・首の痛み
・背中・腰の痛み
・肥満
Loctek 座位立位両用ワークステーション昇降式デスク F3MB

Loctek様からサンプルとして「座位立位両用ワークステーション昇降式デスク F3MB」を提供していただきました。人間工学に基づいた製品を開発から販売まで一貫して行っているメーカー様です。
F3MBは机自体が昇降するタイプではなく、今使っている机の上に設置するだけでスタンディングデスク化できる商品です。
高さを無段階調整することができ、使う方の身長に合わせることができます。
仕様
価格 | ¥26,800~¥29,800 |
---|---|
カラー | ホワイト・ブラック |
サイズ | 27インチ・35インチ※1 |
最大荷重 | 天板(15kg)・キーボードトレー(2kg) |
昇降範囲 | 170~430mm |
※1 27インチ:約68.58cm、35インチ:約88.9cm
特徴
・人間工学的な作業環境を実現した座位・立位両用昇降デスク
・従来の座りっぱなしの作業方法から解消し、背中、腰、首の痛みを軽減できる素敵なオフィスソリューション
・上下垂直方向の調整で、よりデスクの空間を節約し、好きな高さで自在に調整できるデザイン
公式動画
Loctek 昇降式デスク「F3MB」をレビュー
かなり大きい段ボールで梱包され、重量も24kgと大型商品です。比較としてiPhone5Sを置いてみました。
使用イメージはこんな感じです。座っている時も立っている時も使えるように設計してあります。耐荷重は15kgまでと通常使用であれば問題ないでしょう。
重いので箱上部を開けた後に逆さにすると取り出しやすいです。
本体は発泡スチロールの箱で梱包されていました。
入っていたものは取扱説明書、モニター固定用接着テープ、キャンペーン情報です。
Twitterに「#LoctekJapanプレゼントキャンペーン」のハッシュタグをつけてツイートすれば、毎月2名の方に注目商品が当たるキャンペーンをされているようです。
取説は日本語表記になっています。
組み立てなしで机の上に設置するだけ
こちらが本体です。男性なら大丈夫だと思いますが、重いので2人で設置するといいでしょう。
設置するデスクはIKEAで購入したものです。詳しくは以下の記事で。
裏返してみました。机に接地する部分はクッション素材になっているので机を傷つけにくいです。
このレバーを手前に引くと高さを調整することができます。
無段階調整が可能なので自分の身長に合った高さに合わすことができます。
これが調整できる高さの上限です。無段階調整でも机の高さや身長によって異なるので、自分の身長に対してどれくらいの高さの机があればいいのか、詳しくは販売元に聞いてみるといいでしょう。
ちなみに今回は机の高さが72cmで身長170cm、174cmの男性での使用は問題ありませんでした。
※追記:高さ70cmのデスクに使用すると185cmまでの身長、高さ80cmのデスクに使用すると195cmまでの身長に対応
(参考リンク:Loctek Japan公式Twitter)
本体にはLoctekのロゴが入っています。
本体の可動部分は危ないので注意が必要です。
本体とは別にキーボードトレーが付いています。ノートPCでお使いの場合は取り付ける必要はありません。
このハンドルは両側にあるので、手前に引くとロックが解除され取り付け可能になります。
キーボードトレーのこの部分を...
本体のこの部分に差し込みます。
後は両側のハンドルを戻すと完了です。
取り付け後はこんな感じです。
角度は0か8度で調節できます。
角度はキーボードトレーのこの部分を回せば調整できます。
0と8度でタイピングしてみましたが、0度の方が快適でした。
モニターや機器類を設置
モニター類を設置してみました。上の画像は座っている時の高さで、下の画像は立っている時の高さです。
パソコン本体の設置場所にもよりますが、有線でも届きました。無線であればケーブルの長さを気にしなくてもいいですね。
天板部分にはスマホやタブレットを差し込める溝があります。※ケースの厚みにより使えない場合あり。
下から充電ケーブルを通すこともできます。
もちろんノートPCを置いての作業もできます。
トレーの真ん中にキーボードを置くとマウスを置く場所が無くなるので、上に置いて作業したり...
左にずらせばマウスを置く場所を確保できます。ちなみにトレーの角度を8度に傾けるとマウスが滑り落ちるので注意です。
これまで使っていたモニターアームも設置できました。
ちなみにモニターアームが無くても付属の接着テープでモニターを固定することが可能です。この接着テープはデスクやモニタースタンドに傷や跡などが残らず、テープを水で洗えば再利用できます。
またLoctekはモニターアームも製造・販売されているので、合わせて購入するのもあり。
一緒に使いたい足踏みマットも発売されています。立ち作業の疲労軽減用として効果があるようです。
使ってみて
■総評
立って作業するといつもと違う感じでかなり集中できます。ただ慣れないと足が疲れてきて30分ほどで座りたくなりますが、これは初めのうちだけで慣れてくれば1時間程度の作業は問題なく行えます。
座る・立つを1時間ごとに繰り返す方法が一番良かったですね。プログラミングのなどで詰まった時にふと立つと解決できたりしたので、ちょっとした環境の変化がいいのかもしれません。
ただ、机の面積を大きくとるのでパソコン専用になってしまうのと、椅子が低いと座っている時のモニターの高さが気になります。あの辺りは低めのデスクを買うか、脚の長さを調節できるデスクなら解決できるでしょう。
ものはしっかり作られているのでいい製品ですよ。
■よかった点
・座る、立つができるので作業のON/OFFの切り替えをしやすい
・慣れるまでは疲れるが立って作業した方が集中できた
・本体は組み立て不要で既存の机に設置できる
・モニターの重さによるがスムーズに昇降可能
■気になった点
・モニターアームがないと少し不安定
・本体が大きいので、他の作業スペースが狭くなる
座りっぱなしは体に悪いのは長年のデスクワークから経験済み
自分は1日のうち15時間(短くても10時間以上)は椅子に座って生活しています。元々姿勢が悪く椅子に浅く座りがちなのも影響していると思いますが、腰や肩に負担がかかり悪くなっているのが分かります。
スタンディングデスクを使用すると、メリハリをつけて作業ができる点や立って作業することにより集中力が上がったり、眠気がこないなどのメリットも感じています。
机自体が昇降するタイプは導入コストが高いですが、今回紹介した既存の机に設置するタイプであればまだ導入しやすい点もいいでしょう。また無段階調整ができるので、机の高さや身長に合わすこともできます。
仕事や家での作業でも座りっぱなし状態が続いて、腰痛や肩こりに悩んでいる方、スタンディングデスクに興味がある方は導入の検討をしてみてはいかがでしょうか。
最後まで『+ログ』の記事を読んでいただきありがとうございました。
記事を書いた人:ORIH(@orih_k517)
1時間に1度は立ち上がり、軽く運動すると気分的にも身体的にもいいと思うので意識するとこれまで以上に捗るかもしれません。