次世代半導体GaN採用の単ポート最大100W出力、最大4台同時充電に対応したマルチポート急速充電器「Lilnob CIO-G100W3C1A」をレビューします。
高出力、マルチポートという性能ながらもクレジットカードくらいのコンパクトサイズ。
USB-Cが3つ、USB-Aが1つ搭載しており、例えば以下の組み合わせでも急速充電が可能です。
・iPadやiPhoneなどのモバイル端末を4台同時充電
そのため、日頃から付属していた充電を複数台使って個別に充電していた方は、この充電器1台で集約することができるのでおすすめです。
この記事ではLilnob CIO-G100W3C1Aの外観、特長、使ってみてよかった点、気になった点などをご紹介します。
- Lilnob CIO-G100W3C1A
- Lilnob CIO-G100W3C1A レビュー
- Lilnob CIO-G100W3C1Aを使ってみて
- Lilnob CIO-G100W3C1Aはこんな人におすすめ
- Lilnob CIO-G100W3C1A:レビューまとめ
- Amazonで窒化ガリウム充電器をお得に安く購入する方法
Lilnob CIO-G100W3C1A

Lilnob CIO-G100W3C1A レビュー

最近の充電器は単ポートの超小型化からマルチポートで小型化の流れがきています。
最近何かと2ポート以上のマルチポート充電器をレビューしていますが、最大100W出力に対応しているのは初です。
同時充電する端末にノートパソコンが含まれていると最大65Wのマルチポート充電器の場合、出力的に物足りない感がありましたが、この充電器は最大100Wなので幾分余裕があります。
筆者が普段から常用している端末構成(MacBook Pro15インチ、MacBook12インチ、iPad Air、iPhone 12 Pro)だと、Lilnob CIO-G100W3C1Aがベストです。
1点注意として、60W以上で充電するには100W出力に対応したUSB-Cケーブルが必要なのでお持ちでない方は購入してください。
製品名 | Lilnob CIO-G100W3C1A |
---|---|
サイズ | 60 x 75 x 29mm |
重さ | 約210g |
入力 | 100-240V 50-60Hz 2.0A |
出力 | 最大100W |
ポート | USB Type-C×3(PD3.0) USB-A×1(QC3.0) |
付属品 | 本体、取扱説明書 |
特長 | GaN (窒化ガリウム) |
カラー | ブラック、ホワイト |
価格 | 8,778円 |
Lilnob CIO-G100W3C1Aの付属品は以下。
・本体
・ユーザーマニュアル
Lilnob CIO-G100W3C1Aの外観を見ていきましょう。
カラーはブラックとホワイトの2色から選べます。充電器としてはスタンダードなデザイン。
サイズなどは後述しますが、4ポートながらもコンパクトで厚みもスリムなため、電源タップに挿しても他の充電器などと干渉しにくいです。




▲USB Type-Cポート×3、USB-Aポート×1
筆者の持っている端末だと、同時充電しても3台程度まで。その3台がすべてUSB-Cなので、このポート数はとても助かります。
この充電器は、単ポート時の出力や同時充電時の出力が異なるのでまとめたものが以下です。
・USB-C1:100W
・USB-C2:100W
・USB-C3:30W
USB-A単ポート
・USB-A:最大30W
USB-C複数ポート
・USB-C1+C2:65W+30W
・USB-C1+C3:65W+30W
・USB-C2+C3:65W+30W
・USB-C1+C2+C3:45W+30W+18W
USB-C+A複数ポート
・USB-C1+A:65W+30W
・USB-C2+A:65W+30W
・USB-C3+A:15W※
・USB-C1+C2+A:45W+18W+30W
・USB-C1+C3+A:65W+15W※
・USB-C2+C3+A:65W+15W※
・USB-C1+C2+C3+A:45W+30W+15W※
※15WはC3+Aの合計です
MacBook Proを4台同時充電みたいな使い方はできませんが、MacBook Pro+モバイルノート、スマホのような組み合わせは可能です。
1台だけ低出力(18W)になりますが、MacBook12インチであれば3台同時充電ができます。
モバイル端末(スマホ、タブレット、ニンテンドースイッチ、モバイルルータ)であれば4台同時でも充電速度は速いです。
お持ちのデバイス構成、同時充電ニーズにマッチしているならこれ1台に集約できますよ。
つい最近までは4ポートとなるとAC入力ケーブルタイプが多かったですが、折りたたみができる内臓プラグタイプです。
重さは198gでした。Apple純正の87W充電器が292gだったので、マルチポートながらも100g程度軽いです。
各端末で充電性能をチェック


筆者が所持している端末(MacBook Pro15インチ、MacBook12インチ、iPad Air4)で各充電中の出力値と同時充電中の出力値をチェッカーで確認しました。
▲20.0V/2.82Aの約56W
・MacBook Pro15インチ(USB-C to C)
※60W以上で充電するためには、100W対応のUSB-C to Cケーブルが必要です。
MacBook Pro 15インチは55〜65W程度の出力を確認しました
▲20.0V/1.28Aの25W
・MacBook12インチ(USB-C to C)
MacBook12インチは25W前後の出力を確認しました
▲15.1V/1.09Aの約16W
・iPad Air4(USB-C to C)を使用して計測
iPad Air4は15W前後の出力を確認しました
▲9.05V/2.43Aの約22W
・iPhone 12 Pro(USB-C to Lightning)を使用して計測
20W前後の出力を確認しました
同時充電時の充電速度をチェック

▲20.0V/3.06Aの約61W(MacBook Pro 15インチ)
MacBook Pro15インチとMacBook12インチの組み合わせです。
このときの電力配分は「USB-C1+C2:65W+30W」となります。
▲20.0V/2.11Aの約42W(MacBook Pro 15インチ)
MacBook Pro15インチとMacBook12インチ、iPad Airの組み合わせです。
このときの電力配分は「USB-C1+C2+C3:45W+30W+18W」となります。
2〜3台同時充電でもほぼ最大に近い出力を確認済みです
Lilnob CIO-G100W3C1Aを使ってみて
■よかった点
・コンパクトサイズ
・単ポート最大100W出力
・同時充電に便利な4ポート仕様
・MacBook Pro15/16の充電可
・2台のMacBookを同時充電できる
・モバイルデバイスなら4台同時充電可
・電力配分が良い
■気になった点
・なし
Lilnob CIO-G100W3C1Aはこんな人におすすめ
・マルチポート仕様の充電器が欲しかった方・充電器を1つにまとめたい方
Lilnob CIO-G100W3C1A:レビューまとめ

以上が、Lilnob CIO-G100W3C1Aのレビュー内容です。
2台以上の端末を常用していて同時充電ニーズの高い方、充電器を1つにまとめたい方におすすめです。
単ポートで100W出力なのでMacBook Pro16インチの充電にも使え、USB-Cをすべて使って3台同時の場合でもMacBook ProとMacBook、iPadの組み合わせで充電できました。
スマホやタブレット、ニンテンドースイッチ、モバイルルータなどの小型機器であれば、4台同時でも急速充電できますし、この充電器1台で集約できるメリットはかなり大きいです。
サイズはクレジットカード程度で厚みもスリム、電源タップで他の充電器と干渉せずに使えます。
筆者は常に3台同時充電(繋ぎっぱなし)していますが、触れないほど本体が熱くもないっていないので、放熱性に関しては今のところ問題ないです。
デスク上で複数端末充電している方で充電器を集約したい方はぜひチェックしてみてくださいね。
12〜13インチクラスのノートパソコンであれば、以下でレビューしている65Wクラスがおすすめです。
【最大65W、3ポート】LilNob CIO-G65W2C1A レビュー
Amazonで窒化ガリウム充電器をお得に安く購入する方法
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