この記事では、レノボのフラグシップゲーミングノートPCである「Lenovo Legion 750i」をレビューします。
6コア12スレッドで動作するCore i7-10750HとRTXシリーズの2060、2070Super、2080Super搭載モデルを用意。15.6型のIPSパネルフルHD液晶はゲームプレイに最適な240Hz駆動で動作します。
レビュー機は最上位モデルとなり、32GBメモリ、1TB NVMe SSD、RTX 2080 Super with Max-Q Design搭載モデルです。
本体自体の作りやデザイン性もよく、ゲーミングらしいLEDライティングにより、見た目のセンスも抜群です。
今ならeクーポン適用でお得に購入でき、期間限定で開催しているLegion祭でさらに5,500円引きとお得となっています。
次の項目からスペックや外観、ベンチマークなど紹介しているので、参考にしてください。
・Lenovo Legion 750iのスペック
・Lenovo Legion 750i実機レビュー
・Lenovo Legion 750iのベンチマーク測定
・Lenovo Legion 750i実機レビュー:まとめ
Lenovo Legion 750i レビュー

スペックについて
CPU | Core i7-10750H |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64 bit |
ディスプレイ | 15.6型 フルHD IPSパネル |
リフレッシュレート | 240Hz |
メモリ | 32GB DDR4-2933 |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
電源アダプタ | 230W |
グラフィックス | GeForce RTX 2080 Super Max-Q |
ネットワーク | Wi-Fi6 |
キーボード | 6-row RGB Backlight 日本語 |
内蔵カメラ | 720p HDカメラ |
※レビュー機のスペック
CPUとOS、ストレージは共通スペックです。
メモリやグラフィックス、Office ソフトウエアなどは複数あるモデルから任意で選ぶことができます。
メモリであれば16GB、32GB、グラフィックスは後述するRTXシリーズを参照してください。
また価格はeクーポン適用後、税込175,111〜283,279円となっています。
CPUについて
第10世代のCoreプロセッサーで6コア12スレッドで動作するIntel Core i7-10750Hが搭載されています。
CPUのベンチマークソフトであるCINEBENCH R20のマルチコアをみると旧世代のCore i7-9750Hよりも約9%程度スコアアップしています。
ゲーム単体でのパフォーマンスもよく、動画編集などのクリエイティブにも向いています。
CPU | スコア |
---|---|
Core i7-10875H | 3532 |
Core i7-10750H | 2845 |
Core i7-9750H | 2612 |
※CINEBENCH R20スコア
GPUについて
GPUは以下の3つから選択することができます。
どれもフルHD環境であれば、高フレームレート環境でゲームプレイができる性能です。
レビュー機はゲーミングノートながらも240Hz駆動液晶のため、バトロワなど動きの激しいFPSやTPSのプレイにも向いています。
4K環境はゲーム設定で低負荷にすれば60fps前後のパフォーマンスが期待できます。ちなみにFF14だと4Kの標準設定で89fpsでした。
※レビュー機 RTX 2080 Super Max-Q 8GB搭載モデル
・RTX 2070 Super Max-Q 8GB
・RTX 2060 6GB
液晶について
ディスプレイは15.6型のフルHD、IPSパネルです。
本機種のリフレッシュレートは240Hz。一般的な60Hzやゲーミングモニターに多い144Hzと比べても高性能です。
リフレッシュレートは1秒間に何回画面を更新するかを表す数値で、多いほど滑らかな映像表示ができます。
例えば60Hzと240Hzの比較としてマウスポインターの動きやWindowsメニューのスクロールしたときの滑らかさが全然違います。
FPSやTPSジャンルをプレイされる方にとって高リフレッシュレート液晶(240Hz)を搭載している点は大きなメリットです。
外観チェック
Lenovo Legion 750iの外観をチェックしていきます。
天面にあるLEGIONのロゴは一部LEDライティングによって光ります。
プリインストール済みのライティングソフトでパターンやカラー変更ができます。


カラーはスペースグレイのような少し暗めです。
質感や塗装具合は良く、安価なゲーミングノートのような安っぽさはありません。
背面は大きくスリットが開けられており、2つのファンで効率的に内部を冷却します。
ゲームを起動してしばらくすると高速動作するため、排気音はやや気になりましたが、ヘッドセットをつけていればほとんど気になりません。
最近はいろんなものをLEDライティングで光らせてゲーミングネームをつけるのが流行りようで、マウスパッドやゲーミングチェアがその一例ですよね。
本製品もライティングソフト「CORSAIR iCUE」によって発光パターン等を制御できます。
ライディング制御できる部分は、天板のロゴと背面の排気部分、本体側面、キーボードです。
THEゲーミングデバイスって感じが好きな方にとってはたまらない見た目でしょう。
キーボードは、4列テンキー付きの日本語配列です。
キーは下部が楕円デザインとなっており、キーストロークは浅め。
LEDバックライトもあり、打鍵音も静かでタイピングのしやすさは普通でした。
ゲームで多用するWASD、スペース、シフトキー周りのアクセスに関しても普通です。
バックスペースキーとエンターキーは左隣りのキーとスペースがない配置です。
¥キーが小さくなっている以外に打ちづらさ等はありませんでした。


バックライトカラーや発光パターンは、プリインストールされているソフトで変更可能です。
Fnキーを押して切り替えもできます。
キーボード上部真ん中に電源ボタンが配置。
Lenovo Vantageというツールでパフォーマンスやバランス、静音モードの設定ができます。
こちらもFnキー+Qで切り替えができ、電源ボタン中央にあるLEDカラーでモードの確認が可能です。
タッチパッドは一体型です。反応や滑りなどは問題なく使えました。
左側面のインターフェイスです。片方のType-CはThunderbolt3に対応しています。
・USB Type-C(Thunderbolt3)
・USB Type-C
・オーディオジャック
右側面のインターフェイスです。
・USB 3.0
背面のインターフェイスです。
・HDMI
・USB3.1
・LAN
・USB3.1
・電源コネクタ
・ケンジントンロック
USBポートや映像出力周りも充実しており、主要ポートは一通り揃っています。
電源コネクタ、HDMI等も背面なので、ケーブル類の取り回しもしやすいです。
ディスプレイ部分はこの角度まで開きます。
液晶は15.6型フルHD、IPSパネルでリフレッシュレートは240Hz駆動です。
120Hzや144Hz駆動の液晶を搭載したゲーミングノートよりも高性能。FPSやTPSをプレイする方にとってはメリットのディスプレイです。
一般的な60Hzと比較するとマウスポインターの動きが滑らかになり、フォートナイトをプレイしていてもキャラの動きや視点を動かしたとき描画が断然滑らかです。
ノングレアで映り込みも少なく、Dolby Vision、DisplayHDR 400対応で動画コンテンツの利用にも向いています。


IPSパネルのため、視野角は広いです。
横から角度をつけて見ることは少ないですが、上下から見ても色合い等の変化が少ないです。
プライバシーシャッター付きのHD 720pカメラです。
悪意のあるプログラムによって、カメラが勝手に起動して盗撮されるリスクも物理的な仕組みでカバーできます。
バッテリー駆動は約8.5時間。ACアダプター(230W)はやや大きめです。重さはケーブル込で約1kg。
フル充電まで約3.5時間です。
スピーカーは底面に2つ配置されています。音質は普通です。
Lenovo Legion 750iのベンチマーク測定
レビュー機は32GBメモリ、RTX 2080 Super Max-Qの最上位モデルです。ゲームプレイから動画編集までマルチに使うことができます。
検証したフォートナイトであれば、フルHD+最高設定で平均100fps以上で動作しました。負荷を考慮した低設定にすれば、200fps以上で動作します。
軽量なVALORANTだと最高設定で平均276fpsです。4K環境となるとゲーム設定で低負荷設定が必要ですが、フルHD〜WQHD環境であれば高パフォーマンスが期待できます。
どのモデルもRTXシリーズから選ぶことができて高駆動の240Hz液晶のため、ゲーミングノートPCでも高性能を求める方におすすめです。
・PUBG:131.5fps
・フォートナイト:139.3fps
・Apex Legends:149.8fps
・VALORANT:276.1fps
3DMARK(PORT ROYAL)
PORT ROYAL(レイトレーシング)のテスト結果。
3DMARK(TIME SPY)
TIME SPY(DirectX 12)のテスト結果。
FF15:8027(フルHD/快適)
そこそこのスペックが求められるFF15。フルHD、高品質で「快適」評価でした。
ドラゴンクエストX:14203(すごく快適)
ゲーミングPCでなくても動作するドラクエX。フルHDの最高設定で「すごく快適」評価でした。
CINEBENCH R20:2845pts
定番のCPUベンチマークソフトのCINEBENCH R20で計測した結果です。
CrystalDiskMark
Cドライブの1TB SSD(NVMe接続)をCrystalDiskMarkで計測。
シーケンシャル速度は3349.68 MB/s(読み込み)、2995.77 MB/s(書き込み)でした。
NVMe SSDなので、OSやソフトウェアの立ち上がりはとても速いです。
CPUZ


CPUのシングルスレッドは 505、マルチスレッドは3486.2でした。
⇒Lenovo Legion 750iのレビュー・評価を見る
Lenovo Legion 750iのおすすめカスタマイズ

OS | Windows 10 Home 64ビット |
---|---|
CPU | Intel Core i7-10750H |
GPU | RTX 2060 6GB RTX 2070 Super Max-Q RTX 2080 Super Max-Q |
メモリ | 16GB 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
オフィスソフト | なし Microsoft Office Home & Business 2019 |
価格 | 175,111〜283,279円(税込) |
Lenovo Legion 750iは、メモリ(16GB or 32GB)とグラボ(RTX2060,2070Super、2080Super)、オフィスソフト付属によってモデルが異なります。
フルHD環境でゲームプレイするのであれば、16GBメモリ、RTX2060〜2070Super Max-Qモデルがおすすめです。
その場合であればどちらも税込送料込みで20万円以下で購入できます。
Lenovo Legion 750i 実機レビュー:まとめ
以上が、Lenovo Legion 750iのレビュー内容です。
どのモデルを選んだとしても高パフォーマンスで動作するゲーミングノートPCです。
RTX2060モデルであれば20万円以下で購入でき、ゲームだけでなく動画編集用としても使うことが出来ます。
検証したフォートナイトであれば、フルHD環境で100fps以上で動作し、高リフレッシュレート液晶により滑らかな映像でゲームプレイができました。
正直普段使っている144Hz駆動液晶と違いは分かりませんでしたが、性能的にしっかりと活かすことがきて、単体で買うと高額な240Hz駆動液晶が使えるメリットはあると思います。
各メーカーから魅力的なゲーミングノートPCが発売されている中でどれが良いか迷いますが、ゲーミングノートPCでも性能重視の方やFPSやTPSジャンルをプレイする方におすすめのモデルです。
⇒Lenovo Legion 750iのレビュー・評価を見る
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