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【実機レビュー】iPhone Xの外観やスペック、iPhone8との比較・変更点まとめレポート

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こんにちわ。ORIH(@orih_k517)です。今日は『+ログ』の記事を読みに来ていただきありがとうございます。

11月3日に発売した10周年記念モデルであるiPhone X

ホームボタンが無くなり、全面ディスプレイとなり有機ELを搭載。解像度は2436×1125ピクセル(458ppi)、コントラスト比は100万:1で高精細となりました。

TouchIDの代わりにFaceIDとなり、顔による認証機能が搭載され、Appleの技術を詰め込んだまさに10周年記念モデルに相応しい出来ではないでしょうか。

すでに大手メディアでは先行レビュー記事が出回っていますが、+LOGでも革新的な進化を遂げたiPhone Xの実機レビューとiPhone8との比較をまとめてみましたので、ご紹介したいと思います。

【11月3日発売】すべてがスクリーンのiPhone X

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私たちはずっと変わらないビジョンを持ち続けてきました。
すべてがスクリーンのiPhoneを作ること。デバイスそのものが
体験の中に消えてしまうほど夢中になれるiPhoneを作ること。
あなたの指や声、さらには視線にも反応できるインテリジェントな
iPhoneを作ることです。iPhone Xが、そのビジョンを
すべて現実のものにします。iPhone Xへようこそ。
ここから未来が始まります。
出典:https://www.apple.com

iPhone 8 との主な違い

・本体はやや大きく厚くなり、26g重さが増えた。

・4.7型から5.8型へ。さらに有機ELディスプレイに。

・ホームボタンが廃止され全面ディスプレイに。

・TouchIDがFaceIDに。顔認証でロック解除。

・解像度が1334×750ピクセルから2436×1125ピクセルに。

・アウトカメラはデュアルレンズに。

iPhone 8Plusと同じくポートレートモード、ポートレートライティング(β版)が利用可能

・望遠:F2.4に(iPhone 8PlusはF2.8)

iPhone 8 と iPhone Xのスペック/仕様比較表

iPhone X iPhone 8
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カラー スペースグレイ・シルバー スペースグレイ・シルバー・ゴールド
サイズ(幅×高さ×奥行き) 70.9×143.6×7.7mm 67.3×138.4×7.3mm
重量 174g 148g
ディスプレイ 5.8型Super Retina HDディスプレイ 4.7型Retina HDディスプレイ
解像度 2436×1125ピクセル(458ppi) 1334×750ピクセル(326ppi)
コントラスト比 100万:1 1400:1
Touch ID -
Face ID -
連続通話時間 最大21時間 最大14時間
連続使用時間 オーディオ再生:最大60時間 オーディオ再生:最大40時間
アウトカメラ 12メガピクセル広角カメラ+12メガピクセル望遠カメラ
広角:F1.8、望遠:F2.4デュアル光学式手ブレ補正
ポートレートモード
ポートレートライティング(β版)
最大10倍のデジタルズーム
12メガピクセル
F1.8
最大5倍のデジタルズーム
ビデオ撮影 2倍光学ズーム+6倍デジタルズーム -
インカメラ ポートレートモード
ポートレートペインティング
アニ文字
-
価格(SIMフリー) 64GB:11万2800円
256GB:12万9800円
64GB:7万8800円
256GB:9万5800円

※主に仕様変更があった箇所を抜粋して比較表にしました。

www.apple.com

Face IDとは

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iPhone Xから搭載された新しい端末のロック解除方法です。従来のホームボタンをタッチし指紋をチェックする方法より、ロックを解除できてしまう確率は低く素早く解除されます。

指紋ではなく、あなたの顔がパスワードになり、ロック解除、認証、支払いをプライバシーを守りながら安全にできるようにする新しい方法となります。

顔のマッピング

TrueDepth カメラで30,000以上の目に見えないドットを投射して解析することで、顔の精緻な深度マップを作ります。通常の使用条件下で使う限り、安全でや肌を痛めたりすることはなく人体に影響はないとAppleは言っています。

ポイント】機械学習で外見の変化も認識

iPhone Xに内蔵されている「A11 Bionic」のニューラルエンジンで解析しますが、過去と現在を比較し、髪型や髭、メガネ、帽子、成長、老化など外見の変化を認識できるようになっています。

5回失敗するとパスコードになりますが、失敗した時の顔を学習するため、より賢く認識できるように学習されていく仕組みだと思います。

セキュリティについて

Appleによると無作為に選ばれた他人がFaceIDで解除できてしまう確率はおよそ100 万分の 1という確率で従来のTouch ID は 5 万分の 1とセキュリティは向上しているようです。

またFaceIDを試せるのは5回まで。その後はパスコードの入力認証になります。写真や双子、似ている人などで自分のなりすましでどのような動作をするかまだ分かりませんが、FaceIDの仕様を懸念される場合はパスコード認証のみにした方が良さそうです。

プライバシー

Face ID のデータは、顔の数学的モデルも含めて暗号化され、Secure Enclaveで保護され、iPhone本体のみに保存されるようです。

iPhone X レビュー

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今回は配送ではなく、発売日に別の用事で銀座近くへ行くこともあり、Apple Store銀座店の店舗受け取りにしました。

11月とは思えない暑さで予約組も予約時間から30分から1時間程度待機列で並んでなんとか購入することができました。

ほぼ全面ディスプレイとなったiPhone X

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いつもながら美しいパッケージ。開けてみると、「Designed by Apple in California」がお出迎え。

もちろんこの下にはiPhone Xがしっかりと収められてました。

5.8型Super Retina HDディスプレイ

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待ちきれなくてぺリぺりを剥がした後です。iPhone Xから革新的な進化を遂げ、ホームボタンが廃止され、ほぼ全画面が液晶となりました。思ったより見た目の違和感はなく、むしろスッキリしていて個人的にはいい感じ。

ディスプレイは5.8型の有機ELパネルとなりました。

iPhone X iPhone 8
ディスプレイ 5.8型Super Retina HDディスプレイ 4.7型Retina HDディスプレイ
解像度 2436×1125ピクセル(458ppi) 1334×750ピクセル(326ppi)

縦143.6mm×幅70.9mm×薄さ7.5mmで重さは174gとiPhone 8に比べて少しづつ大きく、重くなっています。

チップは6コアのA11 Bionicが搭載され、iPhone 7/7 Plusに搭載されているA10 Fusionチップよりも効率コアは最大70%高速化、性能コアは最大25%高速化と処理能力が向上しています。


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ワイヤレス充電の為に背面が強化ガラスとなり、前面・背面ともにガラスでサンドした構造になったiPhoneX。

写真ではなかなか伝わらないかもしれませんが、ガラス製の背面ボディは光沢があり、陶器に近い見た目でつるつるとした質感は抜群です。これならケースを付けずに使いたいですが、指紋がやや目立ちやすいのとガラスなので割れるリスクを考えると透明なケースがいいかと思います。

側面はステンレス製でiPhone 3GSを彷彿とさせる

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(左側面は音量ボタンとミュートスイッチ)

側面はステンレス製となり、高級感がありますが、指紋が目立ちやすいです。


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(右側面はSIMカードスロットと電源ボタン)

電源ボタンはiPhone8と比べると大きくなりました。


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天面にはなにもなし


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(底面はLightningポートとマイク、ステレオスピーカー)

iPhone8と同様にワイヤレス充電(Qi)と高速充電(30分で最大50%充電)に対応しました。

4K/60fpsのビデオ撮影に対応し、暗所の撮影が強化

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デュアルレンズで縦向きになりました。個人的には横向きが良かったので少し残念です。

また性能はiPhone8 Plusと同様に、1200万画素のカメラで光学手ぶれ補正も向上、暗い環境撮影が強化されています。ビデオ撮影時の4K/60fpsに対応され、写真とビデオがよりきれいでハイクオリティな撮影が可能になりました。


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横から見ると出っ張りがあります。ケース無しで使われる方はレンズ用の保護フィルムがあるので検討してみてもいいかもしれません。

一度見たらiPhone 8に戻れない精細で美しいディスプレイ

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(※少し画面の色が悪くて暗いですが、カメラと撮影した環境が悪かったためです。)

iPhone 8と比べて有機ELになったせいかとても精細で美しく、発色もいい感じです。写真ではなかなかお伝えできませんが、パネルに対してディスプレイがよりフラットになった感じがします。

ベゼルレスがトレンドとなりつつあり、LG G6を初め、iPhone Xもアスペクト比が18:9の縦長ディスプレイとなりました。アプリによっては上下に黒い帯が出る場合があり、対応されるまでは一部でUIが崩れてしまうこともありそうです。

※後日別記事にでご紹介


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ホームボタンが無くなったことにより、アプリの切り替えやホームに戻る方法が変わっています。

この記事では詳しくは説明しませんが、ディスプレイ下部にある黒い横線をしたから上にスワイプするとホームに戻ったり、タスク画面移動できます。

※後日別記事にでご紹介

意外と気にならない上部の切り込み

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気になっていた上部の切り欠きの部分ですが、実際見てみるとそこまで違和感はなく、気になりません。

この部分にはFaceIDで使用するセンサーやインカメラなどが集約されており、まとめてTrueDepthカメラと呼ばれるみたいです。

全面を覆うガラス保護フィルムを貼る場合はこの部分に注意しないと正常にTrueDepthカメラが作動しないこともあるそうです。

※後日別記事にでご紹介

iPhone 8とiPhone X 見た目の違い

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本体サイズと重さ、ディスプレイサイズともにiPhone Xが大きく重くなりました。

iPhone X iPhone 8
サイズ(幅×高さ×奥行き) 70.9×143.6×7.7mm 67.3×138.4×7.3mm
重量 174g 148g


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iPhone X iPhone 8
ディスプレイ 2,436 x 1,125ピクセル
OLED(有機EL)
Super Retina HDディスプレイ
1,000,000:1コントラスト比
最大輝度625cd/m2
広色域ディスプレイ(P3)
True Toneディスプレイ
HDRディスプレイ
耐指紋性撥油コーティング
3D Touch
1,334 x 750ピクセル
Retina HDディスプレイ
1,300:1コントラスト比
最大輝度625cd/m2
広色域ディスプレイ(P3)
True Toneディスプレイ
耐指紋性撥油コーティング
3D Touch
認証システム Face ID Touch ID


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底面の見た目は変わらず。


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左側面もボタン配置などは同じですが、Dライン(アンテナ線)が細くなっています。

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右側面は電源ボタンが大きくなりました。こちらもDライン(アンテナ線)が細くなっています。


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アウトカメラは別物です。インカメラはiPhone Xアニ文字やポートレートモード、ポートレートライティング(β)に対応しています。

iPhone X iPhone 8
アウトカメラ 1200万画素
広角:ƒ/1.8のレンズ
望遠:ƒ/2.4のレンズ
デュアル光学式手ぶれ補正
クアッドLED True Toneフラッシュとスローシンクロ
4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps)
ポートレートモード
ポートレートライティング(β)
1200万画素
ƒ/1.8・6枚構成のレンズ
光学式手ぶれ補正
クアッドLED True Toneフラッシュとスローシンクロ
4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps)

使用感などは後日別記事にでご紹介します!

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このレビュー記事では主に外観とiPhone 8との簡単な比較をしてみました。

ホームボタンの廃止や有機ELの採用で大幅な進化を遂げたiPhone X。サイズ感はとてもよく、上部の切り込みも思ったより気になりませんでした。とにかく画面がキレイでiPhone 8には戻れないです。

まだ手元に届いて数時間なので、使用感や各アプリの対応状況、FaceIDの使い勝手などは後日、別記事にてご紹介できればと思います。

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最後まで『+ログ』の記事を読んでいただきありがとうございました。

記事を書いた人:ORIH(@orih_k517)

遂にiPhoneX発売開始。今後1週間程度で出てくるであろうユーザー評価が楽しみです。