この記事では、ドスパラで販売しているサードウェーブのゲーミングノート「GALLERIA XL7C-R36H」をレビューします。
・XL7C-R36Hの実機レビューが見たい
・ゲームが快適に動作するゲーミングノートPCが欲しい
・メリット・デメリットを知りたい
上記のような疑問を持つ方や購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
- GALLERIA XL7C-R36Hの評判、レビュー
- GALLERIA XL7C-R36Hの特徴とスペック
- XL7C-R36Hの外観をチェック
- XL7C-R36Hの性能をチェック
- XL7C-R36Hの気になった点
- 【まとめ】GALLERIA XL7C-R36Hはこんな人におすすめ
- おすすめゲーミングPCのまとめ記事
- おすすめゲーミングモニターのまとめ記事
- ゲーミングPCが買えるおすすめのBTOメーカー
GALLERIA XL7C-R36Hの評判、レビュー
この項目では、公式サイト上に掲載されているGALLERIA XL7C-R36Hの評判、レビューを紹介します。
最新のゲーミングPCを比較的安い価格で購入できて満足している。
購入したばかりなのにレビューを問われても答えづらいが、外観は気に入ってますね。 ノートパソコン特有の発熱はやや気になるが、長く使えることを期待してます。
動画編集に使う上では問題ないスペックと感じています。
爆熱CPU搭載なので少し心配でしたが、ゲーム中はファン全開でも気にならない程度の音です。長時間使用しても問題なし。画面も明るくきれいです。 性能は、前のPC(i3第5世代)が古すぎるので天と地の差、比べるのもばからしい。これはスマホか?と思うぐらい。
子供用が小遣いを貯めて購入したがキーボードの一部(上矢印キー)が外れそうになっていた。押し込んで問題なく使用できるが、子供が凹んでいた。 スペック、価格問題なしで見た目もよかったが、非常に残念だった。 自分用に別機種購入予定であったが、別メーカーを購入することにした。
GALLERIA XL7C-R36Hの特徴とスペック
OS | Windows 11 Home |
---|---|
CPU | Core i7-12700H |
GPU | GeForce RTX 3060 Laptop |
ディスプレイ | 16インチ |
解像度 | 1920 x 1200(WUXGA) |
リフレッシュレート | 165Hz |
メモリ | 16GB DDR5 |
ストレージ | 512GB Gen4 NVMe SSD |
幅 x 奥行 x 高さ | 358 x 247 x 20 |
重量 | 2.15kg |
参考価格 | 209,980円(税込) |
CPUに14コア20スレッドで動作する第12世代Core i7を搭載。
GPUはGeForce RTX 3060のモバイル版で、多くのゲームを120fps以上で遊べるゲーミングノートPCです。
主な特徴は次の5つです。
・普段使いもサクサク動作
・超高速SSD
・スタイリッシュな新型ボディー
・見やすい16インチの大画面液晶
実際に使ってみたところ、かなりレスポンスが早くて使いやすいマシンですが、ハイスペックなゲームマシンとしてはSSDの容量が少ないなどのデメリットもあります。
これから詳しく解説しますので、自分の利用スタイルに合っているかチェックしてください。
XL7C-R36Hの外観をチェック
まずは、GALLERIA XL7C-R36Hの外観をチェックします。
ハイスペック=重いというのは一昔前のこと。薄く小さいスリムボディで約2kgのサイズです。
カラーはスペースグレイのようなシルバー系で高級感のあるデザインとなっています。
16型ですが薄型軽量仕様なので、持ち運んだりサブのゲーミングノートとしても良いです。
CPUには従来の約5〜6倍も熱伝導効率が良い液体金属グリスを採用。
厚さ約2cmの中にCPUとGPUを効率的に冷やす強力なファンを内蔵しています。
重量の実測値は2.1kgでした。
キーボードは、テンキー付きの日本語配列です。
キーピッチは約16mmで、キーストロークは浅めですが静かで非常にタイピングしやすいです。
タッチパッドは従来機より35%も広くなっていて、タップ操作や滑りなどの反応は良好でした。
わりと多用する「Enter」キーは、横幅が小さくなっています。
また、「¥」「^」「-」キーだけ幅が14mmとなっており、全体的に窮屈で「文章入力には慣れが必要」と感じました。
ただし、WASDキーやコントローラーを使ったゲームプレイだと全く問題ない使用感です。
キーボードはバックライトを搭載しています。
旧モデルに搭載されていた発光色の変更はできません。
右側面のインターフェースです。
・Thunderbolt 4(40Gbps)
・USB Type-A(5Gbps)
・HDMI 2.1
・電源入力
Thunderbolt 4はUSB PD 100W給電とビデオ出力に対応。
左側面のインターフェースです。
・セキュリティースロット
・USB Type-C(10Gbps)
・USB Type-A(5Gbps)
・SDカードリーダー
・ヘッドフォン出力
USB Type-CもUSB PD 100W給電とビデオ出力に対応しています。
インターフェースについてまとめると、非常に拡張性が高くて優秀です。
背面には何もありません。
旧モデルにあった有線LANは廃止され、ネット接続は無線LAN(Wi-Fi 6対応)のみとなります。
有線でネットに繋ぎたい方は、カスタムでも購入可能なUSB-LANアダプターが必要です。
本体の厚みは約2cmの薄型仕様。ディスプレイ部分はこの角度まで開きます。
液晶は16インチで、解像度はフルHDよりも少し縦に広い1920 x 1200(UWXGA)となっています。
ノングレアの液晶で写り込みも少なく、ゲームやエンタメ利用に最適です。
視野角の広い液晶で斜めから見ても色合いにムラがなく、非常に鮮やかな発色です。
ディスプレイのフレームレート、リフレッシュレートを確認できる通称UFOテストの結果です。
165Hzで動作していることを確認できました。残像も少なめですごく「なめらか」です。
ディスプレイの上部にビデオ会議等で使えるHD画質のWEBカメラを搭載。
バッテリー駆動は約7.1時間。ACアダプターは薄型で軽量です。重さは約220g ※実測値
電源のない場所での高負荷な使用には向きませんが、2〜3時間程度の外出での使用ならできそうです。
スピーカーは底面に2つ配置されています。
低音の響きは弱いものの、音が割れることなく必要十分な音質だと感じました。
XL7C-R36Hの性能をチェック
以下の項目をテストしたので参考にしてください。・グラフィック性能
・ストレージ性能
・ゲーム性能
・動作音
CPU性能チェック
XL7C-R36Hに搭載されているCPUは、14コア20スレッドの第12世代Core i7-12700Hです。
圧倒的な性能を持っており、ゲームや日常使いだけでなく、動画処理などの重たい作業でも高いパフォーマンスを発揮できる超高性能CPUです。
上位のCore i9-12900Hには劣りますが、微妙な差なので十分な性能と言えるでしょう。
また、本製品はクリエイティブな処理に強いDDR5メモリを16GB搭載しています。
グラフィック性能チェック
3DMarkのグラフィックススコアは「20463」でした。
内蔵ディスプレイで遊ぶ分には全く問題なく、ほとんどのゲームは120fps〜165fpsで遊べます。
外付けモニターでもWQHD解像度までなら問題なく、4Kだと60fps前後で遊べる性能です。
ストレージ性能チェック
Cドライブの512GB SSDをCrystalDiskMarkで計測。
超高速なGen4 SSDを搭載しており、読み込み6794MB/s、書き込み4835MB/sでした。
OSやゲームの立ち上がりは爆速です。
また、初期状態のストレージ空き容量は441GBでした。
最近は50〜100GBもストレージを消費するゲームがあるので、容量は少ないと思います。
ゲーム性能チェック
ゲームプレイ時の処理を「軽い・普通・重い」の3つのタイプに分けてチェックしました。※測定環境:有線LAN
【中量級】Apex Legends/FF14
【重量級】FF15
【軽量級】VALORANT
e-SportsタイトルのVALORANTは、XL7C-R36Hの1920 x 1200解像度に対応しています。
画質を最高設定にしても内部フレームレート270fps前後で動作。
リフレッシュレート165Hzのディスプレイを100%使い切れる性能です。
【中量級】Apex Legends
中量級のApex Legendsも、1920 x 1200解像度に対応しています。
すべてのグラフィックオプションを最高にしても120〜130fpsで安定動作。
かなり激しく動き回っても100fpsを下回ることはありませんでした。
人気のFPSゲームをがっつりやり込みたい人にかなりおすすめできます。
【中量級】ファイナルファンタジー14
人気MMORPGのファイナルファンタジー14も快適に遊べます。
解像度 | スコア | 評価 |
---|---|---|
1920x1200最高品質 | 16541 | 非常に快適 |
【重量級】ファイナルファンタジー15
重たいゲームであるファイナルファンタジー15は「快適」に遊べる性能です。
少し設定を下げれば「非常に快適」で遊べます。
解像度 | スコア | 評価 |
---|---|---|
フルHD高品質 | 7580 | 快適 |
フルHD標準品質 | 9892 | 非常に快適 |
ゲーム性能まとめ
タイトル | 重さ | フルHD |
---|---|---|
VALORANT | 軽量級 | 165fps以上 |
Apex Legends | 中量級 | 130fps |
フォートナイト | 中量級 | 120fps |
PUBG | 中量級 | 108fps |
アサシンクリードバルハラ | 重量級 | 58fps |
サイバーパンク2077 | 重量級 | 53fps |
ほとんどのゲームは中量級までで動作するので、遊びたいゲームの参考にしてください。
重たいゲームはグラフィックスの設定を少し落とせば60fps以上で遊べます。
ゲームの快適度をまとめると次のようになります。
解像度 | 軽量級 | 中量級 | 重量級 |
---|---|---|---|
フルHD | ◎ | ◎ | ○ |
総合的にあらゆるゲームを快適に遊べる性能です。
動作音チェック
XL7C-R36Hの動作音をチェックしました。
なお、ゲームプレイ時は本機のパフォーマンスを最大に使える「ゲームモード・ターボ」で計測しています。
ネット閲覧やNetflix動画視聴などの日常使い
【ゲームプレイ時:49db】
高い負荷をかけた時
騒音の目安はこちらを参考にしてください。
0〜20db | 無音室など |
---|---|
21〜30db | ささやき声 |
31〜35db | 扇風機の弱 |
36〜40db | PCの近くで少しうるさい |
41〜45db | 扇風機の中 |
46〜50db | 扇風機の強 |
51以上 | かなりうるさい |
高負荷時だと多くの人は「うるさい」と感じると思います。
どのゲーミングノートもファン音は大きくなりがちなので、ヘッドセットをつけていればほとんど気になりません。
XL7C-R36Hの気になった点
実際に使って感じたXL7C-R36Hのデメリットは2つあります。・注文時のカスタムができない
SSDの容量についてですが、5本ほど手持ちのゲームをインストールしたところ、ストレージの空き容量は120GBしか残っていませんでした。
512GBという容量は、たくさんのゲームで遊びたい人には少ないと思います。
また、注文時のカスタムに対応していないので、ストレージ容量を増やす場合は内蔵SSDよりも低速な外付けドライブに頼ることになります。(仕様上は空きM.2スロットが1つありますが、増設は自己責任になります)
内蔵SSDが素晴らしく高速なので、欲を言えば「1TBあれば長く使えるスペック」だと思いました。
逆に、遊びたいゲームが決まっている人なら何も問題はありません。
【まとめ】GALLERIA XL7C-R36Hはこんな人におすすめ
以上が、GALLERIA XL7C-R36Hのレビュー内容です。
本製品は次のような人におすすめします。
・FPSゲームが快適に動作するPCを探している人
・ゲームのほかに動画編集など重い作業もしたい人
かなり強力なスペックなので、ゲームからクリエイティブ作業まで苦手なジャンルのないノートPCです。
気になる方は、ぜひチェックしてください。
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