この記事ではマウスコンピューターのゲーミングノートPC「G-Tune P7」をレビューします。
・普段使いとゲームができるノートPCが欲しい
・メリット・デメリットを知りたい
上記のような疑問を持つ方や購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
- G-Tune P7の特徴とスペック
- G-Tune P7の外観をチェック
- G-Tune P7の性能をチェック
- G-Tune P7のおすすめカスタマイズ
- 【まとめ】G-Tune P7はこんな人におすすめ
- おすすめゲーミングPCのまとめ記事
- おすすめゲーミングモニターのまとめ記事
- ゲーミングPCが買えるおすすめのBTOメーカー
G-Tune P7の特徴とスペック
OS | Windows 11 Home |
---|---|
CPU | Core i5-12500H |
GPU | GeForce RTX 3050 Ti |
ディスプレイ | 17.3インチ |
解像度 | 1920 x 1080(フルHD) |
リフレッシュレート | 144Hz |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
幅 x 奥行 x 高さ | 396.9 x 264.5 x 26 |
重量 | 2.58kg |
参考価格 | 229,900円(税込) |
CPUに12コア16スレッドで動作する第12世代Core i5を搭載。
GPUはGeForce RTX 3050 Tiのモバイル版で、内蔵ディスプレイのフルHD解像度ならあらゆるゲームを快適に遊べる性能です。
本機の主な特徴は次の5つです。
・見やすい大画面
・32GBメモリ搭載
・高い拡張性
・シンプルで所有感の高いデザイン
実際に使ってみたところ、17.3インチの見やすい大画面液晶のおかげでゲームプレイだけでなく、普段使いも得意な一台です。
初期状態のメモリが32GBと大容量で、たくさんのアプリを同時に起動したり、クリエイティブな作業も得意。
重量が2.58kgなので頻繁に持ち運ぶ使い方には向いていませんが、場所を選ばず設置できるPCとして、かなり完成度の高いゲーミングノートです。
また、マウスコンピューターを選ぶメリットとして、1年間の無償保証のほか、24時間365日の電話サポートも大きなポイント。
これから詳しく解説しますので、自分の利用スタイルに合っているかチェックしてください。
G-Tune P7の外観をチェック
付属品は極めてシンプル。
箱も薄型軽量で保管場所に困りません。
17.3インチのフルHD液晶を搭載していて、文字がはっきり見えて非常に使いやすいです。
大きすぎる印象はなく、ちょうど良いサイズ感。
ゲームや動画視聴などでも主流の15.6インチより迫力があるので、大きい画面が好みの方にはベストサイズだと思います。
重量は2.58kgでカバンに入れて毎日持ち運ぶタイプのPCではありませんが、重すぎる感じはなく、気軽に設置場所を変えられるPCです。
最大4.5時間駆動するバッテリーを内蔵しており、ゲームプレイだと1.5時間ほどが限界ですが、ちょっとした作業なら十分な容量だと思います。
カラーはブラックでシンプルかつ高級感のあるデザイン。
CPUとGPUを効率的に冷やす強力なクーリングシステムを内蔵しています。
キーボードはテンキー付きの日本語配列です。
キーピッチは一般的なデスクトップPCと同等の約18.2mmを確保。キーストロークは1.8mmでタイプ音も静かです。
ただし、スペースキー横の「無変換」「Alt」などのキー幅が小さめになっているのが少し残念でした。
左右にスペースが余っているので、できればフルサイズのキーボードにして欲しかった所ですが、タイピングに支障をきたすような使いにくさはありません。
タッチパッドはかなり広く、タップ操作や滑りなどの反応は良好です。
キーボードはカラー表示に対応したバックライトを搭載しています。
専用のアプリ(CONTROL CENTER)を使用して好きな色に変更可能です。
右側面のインターフェースです。
・microSDカードリーダー
・USB Type-C(10Gbps)
・有線LAN
ネットワークは有線接続のほか、高速なWi-Fi 6にも対応しています。
左側面のインターフェースです。
・USB Type-A(5Gbps)
・USB Type-A(480Mbps)
・マイク入力
・ヘッドフォン出力
背面のインターフェースです。
・USB Type-C(10Gbps)
・HDMI出力
・Mini DisplayPort出力
・電源入力
インターフェースについてまとめると、不足しているものは無いと言えるほど充実しています。
(USB Type-Cは2ポートともに映像出力とPower Deliveryに非対応)
本体の厚みは約2.6cm。ディスプレイ部分はこの角度まで開きます。
液晶は17.3インチのフルHD(1920 x 1080)です。
大きくて非常に見やすく、映り込みの少ないノングレア液晶で、ゲームやエンタメ利用に最適です。
視野角の広い液晶で斜めから見ても色合いにムラがなく、非常に鮮やかな発色です。
ディスプレイのフレームレート、リフレッシュレートを確認できる通称UFOテストの結果です。
144Hzで動作していることを確認できました。
残像感も強く無いので、ゲーム向けの液晶と言えます。
⇒UFOテストリンク
ディスプレイの上部にビデオ会議等で使える100万画素のWEBカメラとデュアルマイクを搭載。
充電アダプターは薄型で軽量です。
ゲーム機のコントローラーよりも薄く、重さは360gでした。
ゲームプレイだと充電アダプターはほぼ必須ですが、持ち運びも苦にならない大きさ、重さです。
スピーカーは底面の左右に配置されています。
低音の響きは弱いものの、音が割れることなく必要十分な音質です。
G-Tune P7の性能をチェック
以下の項目をテストしたので参考にしてください。・グラフィック性能
・ストレージ性能
・ゲーム性能
・動作音
なお、本機の性能を100%発揮できる「パフォーマンスモード」にて計測しています。
CPU性能チェック
G-Tune P7に搭載されているCPUは、12コア16スレッドで動作する第12世代Core i5-12500Hです。
入門クラスとしては最高峰の性能で、ゲームや日常使いに最適なだけでなく、動画編集のような重たい作業でも高いパフォーマンスを発揮できる高性能CPUです。
もちろんWordやExcelなどのオフィスアプリはサクサク動作する性能で、まったくストレスはありません。
ビジネス向けの薄型ノートPCに採用される最新の第12世代 Core i5-1240Pよりも圧倒的に高い処理能力がポイント。
上位のCore i7シリーズよりは劣るものの、十分な性能です。
グラフィック性能チェック
3DMarkのグラフィックススコアは「14232」でした。
本機のGPUはエントリークラス最上位のRTX 3050 Tiであり、CPUに内蔵されているグラフィック機能よりもはるかに高いパフォーマンスが特徴です。
上位のRTX 3060より劣るものの内蔵ディスプレイで遊ぶ分には全く問題なく、ほとんどのゲームは60fps〜144fpsで遊べます。
対戦ゲームで上位ランクを狙うヘビーゲーマー向けではありませんが、3Dアクションゲームを楽しみたい方には十分なパワーと言えるでしょう。
ストレージ性能チェック
Cドライブの512GB SSDをCrystalDiskMarkで計測。
読み込み2459MB/s、書き込み1813MB/sでOSやゲームの立ち上がりは速いです。
また、初期状態のストレージ空き容量は424GBでした。
大きめのゲームを5本ほどインストールすると、ほぼ一杯になってしまいます。
たくさんのゲームで遊びたい人は注文時のカスタムで1TBに交換するのがおすすめです。
なお、本機は注文時のカスタムでハードディスクの増設が可能です。
ゲーム性能チェック
ゲームプレイ時の処理を「軽い・普通・重い」の3つのタイプに分けてチェックしました。【中量級】FF14/Apex Legends
【重量級】FF15/Forza Horizon 5
【軽量級】VALORANT
e-SportsタイトルのVALORANTは画質を最高設定にしても内部フレームレート200fps以上で動作。
リフレッシュレート144Hzの内蔵ディスプレイを100%使い切れる性能です。
【中量級】Apex Legends
中量級のApex Legendsは90〜100fpsです。
人気のフォートナイトやPUBGなども中量級なので、同じくらいのフレームレートになります。
グラフィック設定を少し下げれば120fps前後で遊べる性能で、これからFPSゲームを始めてみたい方におすすめです。
【中量級】ファイナルファンタジー14
人気MMORPGのファイナルファンタジー14は、高品質設定で「非常に快適」に遊べる性能です。
【重量級】ファイナルファンタジー15
重たいゲームであるファイナルファンタジー15は、高品質設定で「やや快適」に遊べる性能です。
少し設定を下げれば「快適」に遊べます。
画質 | スコア | 評価 |
---|---|---|
高品質 | 5559 | やや快適 |
標準品質 | 7992 | 快適 |
【重量級】Forza Horizon 5
重たいドライブゲームのForza Horizon 5は70〜80fpsを維持できる性能で、カクついた動きもなく非常に快適です。
レイトレーシングに対応しているので光の反射が美しく、リアルな映像で楽しめます。
ゲーム性能まとめ
ゲームの快適度をまとめると次のようになります。軽量級 | 中量級 | 重量級 |
---|---|---|
◎ | ○ | ○ |
ほとんどのゲームは中量級までで動作するので、遊びたいゲームの参考にしてください。
あらゆるゲームを快適指標である60fps以上のフレームレートで遊べます。
競技性の高いFPSゲームで上位ランクを狙うヘビーゲーマー向けではありませんが、一般的なゲーム好きの方にとっては十分すぎる性能と言えます。
動作音チェック
G-Tune P7の動作音をチェックしました。※ネット閲覧やNetflix動画視聴などの日常使い
【ゲームプレイ時:55.4db】
騒音の目安はこちらを参考にしてください。
21〜35db | ささやき声 |
---|---|
36〜40db | 日常の生活音 |
41〜45db | 扇風機の弱 |
46〜50db | 扇風機の中 |
51〜55db | 扇風機の強 |
56以上 | かなりうるさい |
普段使いではまったく問題ない動作音で、非常に静かです。
高負荷時には冷却音が大きくなりますが、不快な音ではなく、ヘッドホンをすれば気にならないレベルでした。
G-Tune P7のおすすめカスタマイズ
SSD容量の増設のほか、ハードディスクを増設できるなど拡張性はかなり高いです。
より快適な環境を求める方には、次のオプションがおすすめです。
最近のゲームは1本で100GBを超える大型タイトルも多いです。
たくさんのゲームをインストールしたい方は、注文時に1TBのSSDへ交換するのがおすすめです。
【まとめ】G-Tune P7はこんな人におすすめ
以上がG-Tune P7のレビュー内容です。
本製品は次のような人におすすめします。
・ゲームと普段使いが快適なノートPCを探している人
・動画編集など重い作業もしたい人
普段使いからゲーム、クリエイティブ作業まで苦手ジャンルの少ないノートPCです。
標準で32GBもの大容量メモリを搭載するなど、基本スペックが高いので多目的に活用したい方におすすめ。セール時は2万円程度の値引きも期待できるので狙い目です。
気になる方は、ぜひチェックしてください。
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