【G-Tune HM-B-3060Ti プレミアムモデルレビュー】スペックやベンチマーク、おすすめカスタマイズについて解説

この記事では、G-Tune HM-B-3060Ti（プレミアムモデル）をレビューします。

Core i7-10700F＆RTX 3060 Tiを搭載したゲーミングPCであり、20万円以下で購入できるコスパの良さが特徴です。

ゲームのベンチマークスコアからフルHDなら平均150fps、WQHDなら平均100fps、4Kなら平均55fps前後で動作します。

また他のGPUと比較するとRTX 2080 Superとほぼ同等と言えるでしょう。CPUも8コア16スレッドで動作する高パフォーマンスなi7-10700Fです。

ケースはミニタワーなので狭い場所でも設置しやすく、机の下に設置した場合にフロント上段に配置されたインターフェイスで接続しやすい構造となっています。

■この記事で紹介する内容

・G-Tune HM-B-3060Tiのスペック

・G-Tune HM-B-3060Ti レビュー

・G-Tune HM-B-3060Tiのベンチマーク測定

・G-Tune HM-B-3060Tiのおすすめカスタマイズ

・G-Tune HM-B-3060Ti レビュー：まとめ

G-Tune HM-B-3060Tiのスペック、特長
G-Tune HM-B-3060Ti レビュー
- 外観
G-Tune HM-B-3060Tiのベンチマーク測定
G-Tune HM-B-3060Tiのおすすめカスタマイズ
G-Tune HM-B-3060Ti レビュー：まとめ
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G-Tune HM-B-3060Tiのスペック、特長

OS	Windows 10 Home (64ビット版)
CPU	Intel Core i7-10700F
グラフィックス	GeForce RTX 3060 Ti
メモリ	16GB
ストレージ	512GB NVMe SSD
電源	700W 電源 (80PLUS BRONZE)
価格	197,780円

※最新構成は、Core i7-12700Fです

8コア16スレッドで動作する第10世代Intel Core i7-10700F、GeForce RTX 3060 Tiを搭載。

メモリは16GB、ストレージは512GB SSDの構成です。

フルHDのみならず、ゲーム設定を調整すればWQHD解像度でも、FPSやTPS、MMOなど流行りのゲームは一通り快適に動作します。

またCPUとグラボともに高性能なので、ゲームだけでなく動画編集や実況配信、VRなどマルチに対応可能。

価格は197,780円〜、マウスは最大36回まで金利手数料0円で購入できます。

・20万円以下で購入できる
・i7-10700F＆RTX 3060 Ti搭載
・16GBメモリ、512GB NVMe SSD
・フルHD〜WQHD解像度で快適にプレイ可能
・水冷CPUクーラーも選択可

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⇒G-Tune HM-B-3060Tiのレビュー・評価を見る

G-Tune HM-B-3060Ti レビュー

外観

ケースサイズはミニタワー型。ミドルタワー型と比べると一回り小さく、デスクの上でもそれほど圧迫感なく設置できます。

フロンドパネルにはG-Tuneのロゴ。フラットでシンプルなデザインです。

従来の前面吸気から底面吸気に。サイドパネルからも外気を取り込み、CPUやグラボ、ストレージ類をダイレクトに冷却する効率的なエアフローを実現しています。

サイズ	約189×396×390mm
重さ	約10.7kg

ケース天面はフラットでコントローラーやヘッドセット、スマホなどを置くスペースとしても使えます。

インターフェイスは以下。

・パワースイッチ（前面）
・USB 3.0×2（上面）
・オーディオ入出力（上面）
・HDMI端子（上面）

傾斜をつけることでデバイスの接続が簡単にできる構造に。

フルサイズのUSB3.0が2つ、オーディオ（マイク＋ヘッドフォン等）もあるため、必要最低限揃っています。

HDMI端子は、VR向けヘッドマウントディスプレイやキャプチャーボードなどの接続も簡単です。

ケース側面です。正面から向かって右側のみエアスリットデザインが施されています。

カスタマイズオプションでケース内部が見える強化ガラスサイドパネルに変更が可能です。

▲背面には120mmファン1基とリアパネル、電源、グラボ端子

電源はケース上部に配置。CPUやグラボからの熱もリアファンから効率的に排気します。

天面にあるHDMI端子は、背面にあるHDMI端子に繋がっています。

メスとオスのHDMIケーブルが内装されているイメージです。VR向けヘッドマウントディスプレイ用などフロント部分にHDMI端子があると便利な場合もあるでしょう。

※フロントHDMI端子はケース背面のHDMIケーブルを搭載しているグラフィックスのHDMI端子に接続をすることで使用可能となります。

▲リアパネルのインターフェイス

・USB 3.0 Type-Ax4
・LANポート
・オーディオポート

フルサイズのUSB-Aが4つです。

キーボード、マウス、ヘッドセット、外付けストレージを接続すると数に余裕はないです。

※天面にあるUSBポートを合わせると全部で6つ。

グラフィックボードのインターフェイスです。

最大4画面のマルチモニターに対応しており、広い領域で作業したい方にもおすすめです。

・Display Port×3
・HDMI

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PC内部です。ケーブルは裏側で配線されており、見た目もスッキリしています。また電源を上部に持ってくることでより広く、熱影響を最小限に。

このケースのエアフローは、底面から吸気してグラボをダイレクトに冷却。その後CPUや大きなコンポーネント類を効率的に冷却しながら後方の120mmリアファンから排気します。

公式サイトによると、エアフローを最優先した内部構造は理想的な冷却を実現。優れた拡張性とメンテナンス性により快適なゲーミング環境を構築とのこと。

大型ヒートシンク採用のCPUクーラー。カスタマイズで水冷クーラーに変更できます。

マザーボードはMicroATX規格。メーカーはASRock B460Mという型番でした。

M.2 SSDはヒートシンク付き。Western Digital製の512GB NVMe SSDです。

SATA3.0接続よりも超高速のNVMe接続で、OSやソフトウェアの立ち上がりはとても速いです。

▲16GB（8GB×2/デュアルチャネル）

メモリースロットは4つ。うち2本を使用しており、カスタマイズだと最大32GBまで増設できます。

グラボはZOTAC製のGeForce RTX 3060 Ti 8GB。シングルファン仕様です。

GeForce RTX 3060 Tiは、前世代のRTX 2080 SUPERと同等の性能で、しかも安くコスパが良く人気のグラボです。

性能としてはフルHDで150fps〜、WQHDでも100fps程度で動作します。4Kだと設定次第で平均60fpsを維持できます。

人気のPUBGやApex LegendsなどフルHD（最高設定）であれば、平均150fpsを超えるフレームレートで動作します。

	フルHD	WQHD
PUBG	164fps	97fps
フォートナイト	178fps	101fps
Apex Legends	167fps	98fps
FF14	158fps	121fps
FF15	113fps	82fps
モンスターハンターワールド	102fps	67fps

電源は700W。80PLUS BRONZEで電力変換効率のとても良い電源です。

この構成であれば、700Wで十分余裕があり、上位のグラフィックボードの交換してもそのまま使えます。

底面のゴム足は4箇所。フローリングに置いた場合はグリップ効果で滑りにくかったです。

底面からの吸気するケースなので、スライドしてワンタッチで脱着＆水洗い可能なマグネット式ダストフィルターが搭載。

ホコリが溜まりやすい場所ですが、メンテナンス性も高いです。

G-Tune HM-B-3060Tiのベンチマーク測定

▲160fps超え（PUBG/ウルトラ設定）

レビュー実機はCore i7-10700FとGeForce RTX 3060 Tiの構成です。

ベンチマークを計測しましたが、以下の結果に。フルHDであればほとんどが150fps以上で動作しました。

フォートナイトとApex Legendsを低画質設定にすると240fps以上で安定します。

	フルHD	WQHD
PUBG	164fps	97fps
フォートナイト	178fps	101fps
Apex Legends	167fps	98fps
FF14	158fps	121fps
FF15	113fps	82fps
モンスターハンターワールド	102fps	67fps