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【マウス G-Tune EL-B レビュー】スペックやベンチマーク、おすすめカスタマイズについて解説


この記事では、マウスコンピューターのG-Tune EL-Bをレビューします。

・EL-Bの実機レビューが見たい
・小型のゲーミングPCが欲しい
・メリット・デメリットを知りたい

上記のような疑問を持つ方や購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。


G-Tune EL-Bの特徴とスペック

OS Windows 11 Home
CPU Core i5-12400F
GPU GeForce RTX 3050
メモリ 16GB
ストレージ 512GB NVMe SSD
電源 500W 80PLUS BRONZE
参考価格 174,900円(税込)

G-Tune EL-Bは、CPUに6コア12スレッドで動作する第12世代Core i5を搭載。

GPUはエントリークラスのGeForce RTX 3050で、フルHDゲーミングに最適な1台です。

その他の主な特徴は次の5つです。

・持ち運びできる小型ケース
・入門機としてベストな構成
・普段使いもサクサク動作
・Wi-Fi6対応
・24時間365日の電話サポート

マウスコンピューターを選ぶメリットとして、1年間の無償保証のほか、24時間365日の電話サポートが大きなポイントです。

実際に使ってみたところ、はじめてのゲーミングPCとして非常に良いマシンですが、気になったデメリットもあります。

これから詳しく解説しますので、自分の利用スタイルに合っているかチェックしてください。

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EL-Bの外観と内部


ケースサイズは小型のキューブ型。ミドルタワー型と比べるとはるかに小さいケースを採用しています。

取っ手がついているので持ち運びがしやすく、LANパーティーなどへの持ち込みも考慮された設計です。

フロントパネルにはG-Tuneのロゴと、電源に連動した赤いストライプのLEDを内蔵。

底面とサイドから外気を取り込み、CPU、グラボ、ストレージ類を効率的に冷却するエアフローを実現しています。

幅 x 奥行 x 高さ 180 x 405 x 330
(突起物含む)
重さ 7.2kg


▲PS5と大きさを比較すると、奥行きはあるものの高さはかなり低く、デスクの上に設置してもまったく圧迫感がありません。


▲右サイドに電源ボタンとUSB x 2、オーディオ入出力端子があります。

また、オプションで光学ドライブも搭載可能です。


▲両サイドはメッシュになっており、高い通気性を確保。


▲背面には90mmの排気ファンと電源ポートのほか、以下のインターフェイスを装備。

・USB 2.0 Type-A x 2
・USB 3.0 Type-A x 2
・USB 3.2 Type-C
・LANポート
・オーディオポート

映像出力はDisplayPort x 3、HDMI x 1で、最大4画面のマルチモニターをサポート。

また、本機は無線LAN機能(Wi-Fi6対応)を搭載しています。

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▲右側のパネルを開けると右下に2.5インチのドライブベイが1つあります。


▲左側のパネルを開けると120mmの大型吸気ファンを搭載したパネルがあります。


▲120mmファンのパネルを開けたところ。

ファンの右側はドライブベイになっています。


▲ドライブベイは3.5インチ x 1、2.5インチ x 2となっています。

小型ケースなわりにドライブの拡張性、メンテナンス性がすごく高いです。


▲電源は汎用的なATX電源を採用。サイズは150 x 140 x 86mmと一般的な大きさです。

出力は500Wの80PLUS GOLDとなっており、1〜2台程度のストレージを追加しても十分な電源容量です。

CPUファンはトップフロー式で、ケース内の熱は背面のファンから排気しています。


▲マザーボードはMini ITXタイプで、ASRockのB660-ITXでした。

メモリは16GB(8GB x 2)を搭載。スロットは2つだけで空きがなく、容量を変更する場合は交換する必要があります。

注文時のカスタマイズで64GBまで増量可能です。

SSDは512GBを搭載。空きM.2スロットがないので、容量を増やすなら交換するか、2.5インチタイプを増設することになります。

グラフィックボードはエントリー向けのGeForce RTX 3050です。フルHDならほとんどのゲームを快適に遊べる性能となっています。


▲底面からも吸気するケースです。スライド式のダストフィルターがあり、ワンタッチで脱着&水洗い可能となっています。

ホコリが溜まりやすい場所ですが、メンテナンス性が高いです。

EL-Bの性能をチェック

以下の項目をテストしたので参考にしてください。

・CPU性能
・グラフィック性能
・ストレージ性能
・ゲーム性能
・動作音

CPU性能チェック


EL-Bに搭載されているCPUは、6コア12スレッドの第12世代Core i5-12400です。

【マルチコア性能】
6コア12スレッドCPUの中で最も性能が高い

【シングルコア性能】
8コア12スレッドのRyzen 7や、1世代前のCore i7よりも性能が高い

ゲームや日常使いだけでなく、動画処理などの重たい作業でも高いパフォーマンスを発揮できるCPUです。

上位のCore i7 12700には劣りますが、プロレベルのクリエイティブな作業をしない人なら十分な性能と言えるでしょう。

グラフィック性能チェック


3DMarkのグラフィックススコアは「15849」でした。

上位モデルには劣るものの、フルHD解像度なら多くのゲームを快適に遊べる性能です。

PCの価格と性能のバランスを考えると良いGPUと言えます。

ストレージ性能チェック


Cドライブの512GB SSDをCrystalDiskMarkで計測。

読み込み2543MB/s、書き込み1215MB/sでした。

NVMe SSDなので、OSやゲームクライアントの立ち上がりは速いです。

また、初期状態のストレージ空き容量は391GBでした。

最近は50〜100GBもストレージを消費するゲームがあるので、たくさんゲームをインストールしたい人は1TBに交換するか、2台目のSSDを増設した方が良いでしょう。

ゲーム性能チェック

ゲームプレイ時の処理が「軽い・普通・重い」の3つのタイプに分けてチェックしました。

【軽量級】VALORANT
【中量級】Apex Legends/FF14
【重量級】FF15

【軽量級】VALORANT


e-SportsタイトルのVALORANTは、非常にサクサク動きます。

軽いゲームなので、フルHDだとフレームレートは300fpsを軽々と超える性能です。

ヘビーゲーマーも納得のマシンと言えるでしょう。

【中量級】Apex Legends


中量級のApex Legendsも、フルHDならグラフィック設定を最高にして140fps前後が出る性能です。

設定で画質を少し落とせば160fps以上で遊べます。

【中量級】ファイナルファンタジー14


人気MMORPGのファイナルファンタジー14は、フルHDで「非常に快適」に遊べる性能です。

WQHDでも十分な性能と言えます。

解像度 スコア 評価
フルHD最高品質 15417 非常に快適
WQHD最高品質 9619 快適
4K最高品質 4746 普通

【重量級】ファイナルファンタジー15


重たいゲームであるファイナルファンタジー15は、フルHDの高品質で「とても快適」にはならなかったものの、十分な性能でした。

その他の解像度は画質を調整する必要はありますが、しっかり遊べます。

解像度 スコア 評価
フルHD高品質 6308 快適
WQHD高品質 4691 やや快適
4K高品質 2657 やや重い

ゲーム性能まとめ

その他の主なゲームのフレームレートはこちらです。

タイトル 重さ フルHD WQHD 4K
VALORANT 軽量級 323fps 278fps 125fps
Apex Legends 中量級 140fps 105fps 54fps
フォートナイト 中量級 135fps 95fps 53fps
PUBG 中量級 119fps 81fps 45fps
アサシンクリードバルハラ 重量級 44fps 38fps 26fps
サイバーパンク2077 重量級 44fps 39fps 26fps

ほとんどのゲームは中量級までで動作するので、遊びたいゲームの参考にしてください。

ゲームの快適度をまとめると次のようになります。

解像度 軽量級 中量級 重量級
フルHD
WQHD X
4K X X

総合的に、フルHDならあらゆるゲームを快適に遊べる性能です。

動作音チェック

EL-Bの動作音をチェックしました。

【通常時:38db】
ネット閲覧やNetflix動画視聴などの日常使い

【ゲームプレイ時:49db】
高い負荷をかけた時

騒音の目安はこちらを参考にしてください。

0〜20db 無音室など
21〜35db ささやき声
36〜40db 扇風機の弱
41〜45db 扇風機の中
46〜50db 扇風機の強
51〜55db PCの近くだと少しうるさい
56以上 かなりうるさい

高負荷時にはファンの回転音が大きくなるものの、許容できるレベルでした。

静音性は十分に高いPCと言えます。

EL-B-の気になった点

実際に使ってみて、目立ったデメリットの無いPCだと思いました。

あえて言うならSSDの容量が1TBあると安心です。

5本ほど手持ちのゲームをインストールしたところ、ストレージの空き容量は100GBしか残っていませんでした。

最近はApex Legendsやフォートナイトなど、無料で始められる大型ゲームが多いので、たくさんのゲームで遊びたい人は注文時に増設すると良いでしょう。

EL-Bのおすすめカスタマイズ

SSDの容量を増やすことと、使い方によってはメモリも増やしておくことをおすすめします。

・大容量SSDへ交換
・メモリを32GBに増量

ストレージの容量は1TB以上がおすすめです。

本機は2.5インチのドライブベイが3つもありますが、2.5インチSSD(SATA3)と標準搭載のNVMe SSDでは体感できるほどの速度差があります。

もし増設するならNVMe SSDを大容量タイプに交換するのがおすすめです。

メモリはゲーム中にチャットアプリや実況配信など、たくさんのアプリを同時に動かしたい人は32GBに増設すると良いでしょう。

【まとめ】G-Tune EL-Bはこんな人におすすめ


以上がG-Tune EL-Bのレビュー内容です。

本製品は次のような人におすすめします。

・小型のPCが良い人
・PCゲームを始めてみたい人
・普段使いもしたい人

強力なCPUを搭載しているので、日常使いはかなり快適です。

フルHDならあらゆるゲームに強く、なにより大型のPCが苦手、置き場所に困っている人に最適です。

パーツ構成が良くて、価格も高すぎないのがポイント。

初めてのゲーミングPCとして1番のおすすめです。

気になる方は、ぜひチェックしてください。

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