ドスパラ DX-C5は、自宅や外出先でちょっとした作業を行うのにぴったりなノートパソコンです。
飽きのこないシンプルなデザインで、画面サイズは15.6型フルHD液晶を搭載。検索やオフィスソフト、ブラウザゲーム用途であれば基本構成で十分なスペック。税抜6万円から購入できる安さも魅力的です。
またテレワークでのWeb会議はマイク、カメラ、スピーカー搭載なのでこれ1台で対応でき、外出先でも使える最大7.7時間のバッテリー持ち。次世代Wi-Fi規格「Wi-Fi6」にも対応しており、快適な無線LANインターネットができます。
・ドスパラ DX-C5のスペック
・ドスパラ DX-C5実機レビュー
・ドスパラ DX-C5のベンチマーク測定
・ドスパラ DX-C5実機レビュー:まとめ
ドスパラ DX-C5 レビュー

ドスパラ DX-C5のスペック
ディスプレイ | 15.6インチ/フルHD液晶/ノングレア |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i5-10210U |
グラフィック機能 | Intel UHDグラフィックス |
電源 | ACアダプター |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 250GB SSD |
入出力ポート | USB 3.2 gen1 (Type-A)x2, USB3.2 Gen2 (Type-C)x1 HDMIx1,マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子x1 |
無線LAN | インテル Wi-Fi 6 AX201 IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax |
サイズ | 358.9(幅)×247.1(奥行き)×19.9(高さ) mm |
重量 | 約1.55kg(内蔵バッテリー含む) |
価格 | 69,980円(税別) |
外観チェック


MacBookほどの質感や高級な感じはありませんが、遠くから見るとMacBookぽく見えます。
シンプルな感じが好きな方や自分で天板をデコレーションしたい方には良いと思います。
15.6型のノートパソコンとしては、1541gと軽めです。
ただ持ち運ぶ頻度が多い方はもっと軽量なノートパソコンが良いでしょう。
キーボードは、テンキー付きの日本語配列。キーピッチは縦横約19mm、キーストロークは約1.5mmです。
浅めのキータッチで比較的タイピングしやすいキーボードだと思いました。
テンキーは3列。4列で慣れている人にとっては打ちづらいと思います。
エンターとバックスペースキー、シフトキーはやや小さめです。
タッチパッドは一体型です。小さめですが、反応や滑りなどは問題なく使えました。
左側面のインターフェイスです。
・DCIN
・HDMI
・USB 3.2 Gen 1 Type-A
・USB 3.2 Gen 2 Type-C
・マイク入力&ヘッドフォン出力端子
右側面のインターフェイスです。
・Micro SDカードスロット
・USB 3.2 gen1 Type-A
・LANポート
・ケンジントンロック
USB端子は全部で3つ。そのうちType-Cは、USB3.2 Gen2なので高速なデータ転送、映像出力に対応。ただ給電には非対応です。
HDMI端子で外部映像出力、Micro SDカードからのデータ取り込み、マイク&ヘッドホン等にも接続できます。
外付けHDDやマウスを接続しても、もう1つUSBポートが空くので十分だと思います。
ディスプレイ部分はこの角度まで開きます。
15.6型フルHD液晶です。ノングレアタイプなので部屋の照明や映り込みは気になりません。
動画や写真、日経電子版など見てみましたが、色合いも自然で文字も読みやすかったです。
液晶の明るさについては、最大でちょうどよく、最小でも明るすぎない調整でした。
※写真撮影上で若干粗く見えますが、実際はもっと鮮明です。
音質は普通ですが、動画鑑賞も問題有りません。
文字等の視認性も問題なし。


それでも液晶部分が広めなので、見やすく窮屈な感じはしません。
横から見るということは少ないですが、視野角は広い方です。
液晶上部にHD WEBカメラが搭載されており、マイク、スピーカーもあるため、追加購入なくWeb会議等に使えます。
※中央がカメラ、右がマイク
ACアダプタ(40W)は本体と比べてこれくらいのサイズ。
使い方や環境によって変動しますが、最大7.7時間のバッテリー持ちです。
フル充電から動画鑑賞しましたが、映画2本見ても20%くらい残っていましたので、電源がない場所での作業に使えます。
スピーカーは底面に2つ配置されています。音質は普通です。
ドスパラ DX-C5のベンチマーク測定
定番のベンチマークソフトをいくつか利用し、どの程度性能かチェックしてみました。
家庭で使う一般利用(Wordソフト、検索、動画鑑賞、ライトなゲームなど)、ビジネス利用(オフィスソフトやWeb会議など)だと問題なく使えます。
ただ内蔵グラフィックスなので、クリエイティブな作業や3Dグラフィックスのゲームだとスペック不足です。
PCMARK10:3647
一般利用、ビジネス利用、クリエイティブ利用の快適さを計測できるベンチマークソフトの結果です。
クリエイティブ以外の利用は基本構成でも問題なく使えます。
ドラゴンクエストX:3394(普通)
内蔵グラフィックスのため、ゲームには不向きですが、ドラクエくらい軽いゲームやブラウザゲーム程度なら遊べます。
最高品質のフルHDで計測してみたところ、普通評価に。グラフィック設定を下げれば遊べる程度で動作します。
CINEBENCH R20:1178pts
定番のCPUベンチマークソフトのCINEBENCH R20で計測した結果です。
CrystalDiskMark
CドライブのSSD(NVMe接続)をCrystalDiskMarkで計測。
シーケンシャル速度は545.30 MB/s(読み込み)、516.50 MB/s(書き込み)でした。
HDDよりは速いですが、+2,000円でより高速なNVMe SSDに変更できるので、予算があればマストなカスタマイズです。
CPUZ
Intel Core™ Core i5-10210は、4コア/8スレッドで動作するCPUです。
CPUのシングルスレッドは 291.6、マルチスレッドは1475.6でした。
クリエイティブよりは一般的なPC利用向きです。
ドスパラ DX-C5のおすすめカスタマイズ

OS | Windows 10 Home 64ビット |
---|---|
CPU | Intel Core i5-10210U |
GPU | インテル UHDグラフィックス |
メモリ | 16GB DDR4 SO-DIMM |
ストレージ | 256GB NVMe SSD |
価格 | 80,960円(税別) |
ドスパラ DX-C5はメモリやストレージを用途に応じてカスタマイズすることができます。
基本構成だと検索、オフィスソフト利用は程度なら十分なスペックです。
ただ複数ソフトを起動するとやや動作が遅くなることもあったので、メモリを16GBに、ストレージを256GB NVMe SSDにするとより快適に使えます。
個人的にはストレージだけのカスタマイズ(+2.000円)でもいいなと思いますが、用途に合わせて選んでみてください。
ドスパラ DX-C5 実機レビュー:まとめ
・メモリやストレージのカスタマイズ可能
・15.6型フルHD液晶
・飽きのこないシンプルデザイン
・最大7.7時間のバッテリー持ち
・Intel Wi-Fi6 AX201搭載
・KINGSOFT WPS Office 同梱
以上が、ドスパラ DX-C5のレビュー内容です。
検索やかんたんなオフィスソフト利用であれば、基本構成で十分ですし、用途に応じてメモリやストレージのカスタマイズができるため、選びやすいノートパソコンでしょう。
デザインもシンプルで目立つロゴもないですし、15.6型としては軽く、バッテリー持ちも良いので外出先や出張の多い方にもおすすめです。
仕事用にするならメモリは16GB、ストレージはクラウドストレージと併用すれば512GB NVMe SSDに変更で良いかと思います。
税抜6万円台から購入できるので、格安ノートパソコンを探している方はチェックしてくださいね。
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