こんにちわ。ORIH(@orih_k517)です。今日は『+ログ』の記事を読みに来ていただきありがとうございます。
QC3.0に対応したスマホやモバイルバッテリーをお持ちの方に朗報です。
急速充電が2つ同時に可能でコンパクトながらハイパワーな充電器「dodocool 2ポートQC3.0急速充電器」を手に入れましたので開封レビューしたいと思います。
- dodocool 2ポートQC3.0急速充電器
- 特徴
- Quick Charge3.0とは
- dodocool 2ポートQC3.0急速充電器 レビュー
- 使ってみて
- QC3.0対応スマホやモバイルバッテリーを持っているなら買い
dodocool 2ポートQC3.0急速充電器

カラー | ホワイト |
---|---|
インタフェース | USBポート×2 |
定格消費電力 | 36W |
入力 | 100-240V~50/60 Hz 1.1A |
出力 | 3.6-6.5V/3A、6.5-9V/2A or 9-12V/1.5A |
サイズ | 60.00×55.00×29.50mm |
重さ | 94.20g |
素材 | PCプラスチック |
dodocool 2ポートQC3.0急速充電器はQC3.0対応したデバイスに対し急速充電できる充電器です。
QC3.0に互換性があるデバイスはXPERIA XZ/ XPERIA X Compact/ LG G5 / HTC 10 / HTC One A9 / HP Elite x3 / Asus ZenFone 3 Deluxe等です。また急速充電ではありませんが、iPhone/ iPad / Android端末 / その他USB駆動デバイスにも充電ができます。
スマホ以外ではQC3.0に対応したモバイルバッテリーが発売されています。大容量モバイルバッテリーだと充電に時間がかかりますが、急速充電に対応していると便利ですよね。
特徴
急速充電3.0技術
QC3.0で急速充電でき、35分間で80%の電量を供給できます。比較的に標準充電器に比べると4倍以上で速く、QC2.0より充電効率が38%向上しています。
4倍の充電スピード
最大出力:3.6-6.5V/3A、6.5-9V/2A or 9-12V/1.5A
スマート充電
デバイスを検出し接続されたデバイスに最適な電流を供給します。同時に急速充電USB3.0対応デバイス、非対応のUSBデバイスにも充電できます。
安全性
耐火PCカバーと内蔵の過電流、過電圧、過熱、過充電および短絡の保護装置でデバイスの安全を確保できます。
簡単に持ち運び
省スペースで折り畳み可能なプラグで家庭からオフィス、旅行など持ち運びに便利です。
Quick Charge3.0とは
今回紹介するQC3.0とはQuick Charge 3.0の略でQualcomm(クアルコム)が独自開発した急速充電技術です。
Quick Chargeは1〜4まであり、「バッテリー残量0%〜80%付近までの充電が速い」という特徴があります。もちろんデバイスと充電器がQuick Chargeに対応している必要があります。
QC2.0に比べてQC3.0は充電効率が38%向上しており、後継となるQC4は15分間で50%まで充電でき、QC3.0より20%速く充電できるようです。
注意点としてQC3.0に対応していたとしても充電専用ケーブルだと急速充電できないので、フル結線(通信可能タイプ)のケーブルを用意する必要があります。端末に付属しているケーブルであればフル結線なので問題ないでしょう。
Quick Chargeのまとめ
・Quick Chargeは1〜4までありQualcommが独自開発した急速充電技術です
・急速充電するにはデバイスと充電器がQuick Chargeに対応している必要がある
・対応していても充電専用ケーブルだと急速充電できない
・電池残量0%から80%までに掛かる充電時間の目安は35分
・QC3.0対応デバイスでQC2.0対応の充電器を使った場合、QC2.0相当の急速充電になる
・QC3.0にUSB 3.1対応のUSB Type-Cケーブルを使うとケーブルが壊れることがある
dodocool 2ポートQC3.0急速充電器 レビュー
dodocool(ドドクール) さんからサンプルとして提供していただきました。 先日の「【レビュー】マグネットで着脱する「dodocool Micro USB磁力ケーブル」は快適で便利だった」に引き続き、2回目のレビューとなります。
dodocoolさんの商品は全体的にシンプルかつデザイン性が良く気に入ってます。提供ではありませんが、USBアダプタ付き電源タップを購入したので後日レビューしたいと思います。
今回レビューさせてもらうのは「Model:DA87WUS」という型番です。
中に入っているのは本体と取扱説明書の2点です。
本体です。表面は少しざらざらしており指紋はつかないタイプです。白を基調に丸みがある本体に主張しすぎないロゴをあしらったデザインはいいですね。
2ポートあり、両方がQC3.0対応となっています。2端末以上同時に充電する機会がないので2ポートで十分です。
裏側にはスペックが書かれています。
使うときはコンセント部分を出し、使わないときは折りたためます。
比較としてiPhoneの標準充電器を並べてみました。2つ分という所でしょうか。
早速充電してみたいと思います。
今回は国内で発売されているQC3.0対応端末の一つである「Xperia(TM) XZ SOV34」で試してみます。バッテリー容量は2,900mAh。
電圧が5Vを超え9V近い数値に。0%から始めた充電が30分ほどで50%を超えていました。これがQC3.0の急速充電の実力でしょう。
スマホ以外ではQC3.0対応の人気モバイルバッテリー「Anker PowerCore Speed 10000」などの大容量バッテリーは高速で充電できると助かりますね。
QC非対応のiPhone7で充電すると最大値でこれくらいですが、概ね1A程度でした。QCに対応していないと標準充電器と変わりませんね。
使ってみて
■よかった点
・QC3.0対応のスマホやモバイルバッテリーで急速充電ができる
・コンパクトで軽く持ち運びに便利
・無条件での返金保証が30日間
・製品交換保証が18ヵ月間
■気になった点
・国内で発売しているQC3.0対応のスマホが少ない
QC3.0対応スマホやモバイルバッテリーを持っているなら買い
まだ国内で発売されているQC3.0対応スマホは少ないですが、少しづつ普及しているUSB Type-Cと同じく今後もトレンドとして対応端末は増えていくでしょう。
外出前に充電残量が少ない時に30分程度で50%を超える充電ができるのは非常に助かります。もちろんモバイルバッテリーがあれば事足りますが、本体にバッテリー残量がある方がいいですよね。
スマホは対応していなくても大人気モバイルバッテリーである「Anker PowerCoreシリーズ」は一部でQC3.0対応しているので、短時間で充電したい方は一緒に購入してみてはいかがでしょうか。
最後まで『+ログ』の記事を読んでいただきありがとうございました。
記事を書いた人:ORIH(@orih_k517)
早く充電されるのはうれしいですが、バッテリー消費を抑える技術も発達してほしいですね。