Dellで取り扱いのあるエントリークラスのゲーミングノート「Dell G3 15 プラチナ」をレビューします。
144Hzの液晶を搭載し、16GBメモリ、Core™ i7-10750H、GTX1650TiとフルHD環境であればバトロワ系ゲームを平均70fps以上で動作するスペックです。
高リフレッシュレート液晶なので、バトロワ系、FPS系の動きの速いゲームをプレイする場合に有効です。
標準価格で149,980円(税抜)ですが、定期的に配信されている割引クーポンを使用すれば132,366円(税込・配送料込)で購入できます。
次の項目からスペックや外観、ベンチマークなど紹介しているので、参考にしてください。
※各リンク先の構成より、144Hz・大容量メモリー・GTX1650Ti搭載を選んでください。
・Dell G3 15 プラチナのスペック
・Dell G3 15 プラチナ実機レビュー
・Dell G3 15 プラチナのベンチマーク測定
・Dell G3 15 プラチナ実機レビュー:まとめ
Dell G3 15 プラチナ レビュー
Dell G3 15 プラチナのスペック
ディスプレイ | 144Hz/15.6インチ/フルHD液晶 |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Intel Core™ i7-10750H (最大5GHz/6コア/12スレッド) |
グラフィック機能 | NVIDIA GeForce GTX 1650 Ti GDDR 4GB |
電源 | ACアダプター |
メモリ | 16GB DDR4-2933MHz |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
入出力ポート | SDカード、ヘッドセットジャック、USB2.0 Type-A×2、DCIN HDMI2.0、USB3.2 Gen1 USB-A、LANポート、USB3.1 Gen2 Type-C |
無線LAN | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
サイズ | 365.5(幅) × 254(奥行き) × 21.6(高さ) mm |
重量 | 約2.34 kg(内蔵バッテリー含む) |
価格 | 139,980円(税別) |
CPUはIntel Core i7-10750Hを採用。6コア12スレッドで動作します。ゲーム用途としては十分な性能です。
グラボはGeForce GTX 1650 Ti。エントリークラスながらもバトロワ系タイトルはフルHD+最高設定で平均60fps以上で動作します。
ゲーム設定を下げれば、100fps以上でも動作するため、低予算でそこそこ動くゲーミングノート探しならこのスペックで十分です。
メモリは16GB、ストレージは高速のNVMe SSD 512GBです。
液晶は15.6型フルHD液晶でノングレアタイプで、エントリークラスのゲーミングノートで144Hz駆動のため、バトロワ系やFPSのプレイに適しています。
週末クーポンなど定期的に割引クーポンが発行されているため、税込みで13万円台で購入できることも。低予算でゲーミングノートを探している方におすすめです。
外観チェック
ゲーミングジャンルであるものの、派手な感じはなくスタイリッシュでシンプルなデザインです。
カラーはホワイトとブラックの2色。ホワイトの場合、ブルーカラーとうまくマッチしています。
本体は幅365.5mm×奥行き254mm×高さ21.6mm、重さは約2.34kg〜と持ち運びできるサイズです。
キーボードは、テンキー付きの日本語配列。テンキーも4列なので狭くなくタイピングしやすいです。
キーピッチは縦横約19mm、キーストロークは約1.6mmです。
ゲームで多用するWASD、スペース、シフトキー周りの操作性は特に問題なく使えました。
BackSpaceキーが連結したキーとなっており、少し小さめです。
同じくエンターキーもやや縦長となっています。どちらも打ちづらさはありませんでした。
キーボード上部中央に電源ボタンあり。指紋認証ログイン対応です。
タッチパッドは一体型です。反応や滑りなどは問題なく使えました。
左側面のインターフェイスです。
・DCIN
・HDMI2.0
・USB 3.2 Gen 1 Type-A
・LANポート
・USB 3.2 Gen 2 Type-C
右側面のインターフェイスです。
・SDカードスロット
・ヘッドホンジャック
・USB2.0 Type-A x2
USBポートは高速の3.2 Gen2 Type-Cが1つ、Type-Aポートが3つと合計4つ搭載されています。
外付けストレージの高速転送もできますし、SDカードの読みこみ、ヘッドセットとの接続、スマホの充電と周辺機器との接続性は良いです。
外部ディスプレイとの接続は、HDMI2.0とUSB Type-C(DisplayPort Alt-Mode対応)の2つが使えます。
吸気は底面から、排気はこちらの背面から行います。
ディスプレイ部分はこの角度まで開きます。
液晶はエントリーモデルながらも高リフレッシュレートの144Hz駆動です。
動きの激しいバトロワ系やFPSのプレイに適しています。
画面サイズは15.6型、フルHD、IPSパネルでノングレアです。
15.6型なので、普段から21インチ以上で仕事やゲームプレイしている人にすれば、やや窮屈に感じるかもしれません。※敵やアイテムの視認性が下がる
その時は外部ディスプレイと接続することをおすすめします。
最近のゲーミングノートはスリムベゼル化していますが、G3に関してはそこまでスリム化されていないなという感想です。
視野角はそこそこ広いです。
横から見ることは少ないですが、正面、上下から見ても狭いとは感じませんでした。
実況配信できるスペックではないですが、ビデオ会議等に使えるHD画質 WEBカメラを搭載。
ACアダプタ(130W)は本体と比べてこれくらいのサイズです。重さは約400g程度で本体と持ち運ぶと約2.7kg〜になります。
バッテリーは3-セル 51 Whrで駆動時間は公式サイト上では確認できませんでした。
スピーカーは底面に2つ配置されています。音質は普通です。
Dell G3 15 プラチナのベンチマーク測定
Dell G3 15 プラチナは、エントリークラスのゲーミングノートですが、FF15など高グラフィックで重いゲーム以外であればフルHD+最高設定で60fpsを超える快適な動作ができます。
本記事で検証した人気どころのゲームタイトルは以下で平均fpsを計測しています。
特にバトロワ系であれば、フルHD+最高設定で平均70fps前後動作しました。負荷を考慮した低設定にすれば、平均100fps以上で動作します。
60fps以上で動作していれば問題ありませんが、そこまで余裕がないとも言えるので、GTX1660Ti搭載モデルを選んでもいいでしょう。
・PUBG:71.4fps
・フォートナイト:72.7fps
・Apex Legends:74.9fps
・VALORANT:181.9fps
TIME SPY1.0:3964
定番の3Dベンチマークソフトの3Dmarkで計測した結果です。
FF15:5672(フルHD/やや快適)
そこそこのスペックが求められるFF15。フルHD、軽量品質で「やや快適」評価でした。
FF14:13203(非常に快適)
FF14は美麗な3Dグラフィックスゲームの1つ。フルHD、高品質で「非常に快適」評価でした。
ドラゴンクエストX:11314(とても快適)
ゲーミングPCでなくても動作するドラクエX。フルHDの最高設定で「すごく快適」評価でした。
CINEBENCH R20:2832pts
定番のCPUベンチマークソフトのCINEBENCH R20で計測した結果です。
CrystalDiskMark
シーケンシャル速度は1371.37 MB/s(読み込み)、1228.23 MB/s(書き込み)とOSやゲームクライアントの立ち上がりは速いです。
CPUZ
Intel Core™ i7-10750Hは、6コア/12スレッドで動作するCPUです。
CPUのシングルスレッドは 503.7、マルチスレッドは3417.3でした。
Dell G3 15 プラチナのおすすめカスタマイズ
OS | Windows 10 Home 64ビット |
---|---|
CPU | Intel Core™ i7-10750H |
GPU | GeForce GTX 1650Ti 4GB |
メモリ | 16GB DDR4-2933MHz |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
価格 | 139,980円(税別) |
Dell G3 15 プラチナにはスペックが違うモデルが複数用意されており、SSD+HDD搭載や120Hz駆動液晶、GTX 1660Ti搭載などから選べます。
予算重視なら本記事で紹介している「144Hz、16GBメモリ、GTX1650」スペックがおすすめです。
バトロワ系をプレイする予定ならフルHD環境+最高設定で快適に動作(60fps以上)するものの、そこまで余裕のないスペックのため、より快適さを求めるなら「144Hz、16GBメモリ、GTX1660Ti」スペックを選んでください。
価格差も1万5千円程度です。
Dell G3 15 プラチナ 実機レビュー:まとめ
・15.6型144HzフルHD液晶
・i7-10750H&GTX 1650 Ti 4GB
・16GBメモリ&512GB NVMe SSD
・バトロワ系は最高設定で平均70fps前後
以上が、Dell G3 15 プラチナのレビュー内容です。
エントリーモデルながらも144Hz駆動液晶や大容量メモリを搭載しており、スペック的にもフルHD環境でのゲームプレイには十分な性能です。
デスクトップ型と比べて省スペースで設置できますし、手軽さも良いですね。画面サイズは15.6インチと慣れが必要ですが、外部ディスプレイとの接続もできますし、ゲーミングノートという選択肢も全然ありです。
実際にPUBGとフォートナイトをフルHD/60fps固定(フルスクリーン)でプレイしましたが、カクつくことなく快適にプレイできました。
ヘビーにゲームプレイする方には向きませんが、週末ゲーマーや流行りのバトロワジャンルをプレイしていみたい、必要最低限のスペックでノート型が良いという方におすすめです。
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