iPhone7からイヤフォンジャックが廃止され、ワイヤレスイヤホンが必須になりました。そして今年2月に発売されたBeatsX。
iPhoneと一緒に使うことを想定されている為、ペアリングや操作性などが最適化されています。購入当初は音質を初め、いくつか不満点はあったものの、ほぼ毎日使っているうちにBeatsXの良さが分かり、自分にとって「ベストなワイヤレスイヤホン」となりました。
以前に1週間レビュー記事を書きましたが、今回は発売から7ヶ月間毎日使って分かったBeatsXの良かった点と気になる点を改めて紹介したいと思います。
- BeatsX
- BeatsXの見た目について
- BeatsXの音質について
- BeatsXのつけ心地について
- BeatsXの耐久性について
- BeatsXの充電持ちについて
- BeatsXのペアリングについて
- BeatsXの操作性について
- BeatsXの気になるところ
- BeatsXのアップデート方法
- iPhoneユーザーなら「Beats by Dr. Dre BeatsX」
- AmazonでBeatsXをお得に安く購入する方法
BeatsX
BeatsXの見た目について
BeatsXは4色展開ですが、私はブラックを購入しました。全体的に非光沢でシックなブラックカラーはワイヤレスイヤホンの中でも一二を争うカッコイイデザインで気に入ってます。
ハウジングは光沢がある部分とない部分に分かれており、メーカーロゴが入っています。またきしめんと呼ばれるフラットケーブルで長めですが、慣れればそこまで長いとは感じません。しかしもう2cmくらい短いと良かったかなと思います。
知り合いはホワイトを持っていますが、結構汚れが目立ちます。アルコールのウェットティッシュで拭くと取れるそうですが、傷の汚れは取れづらいようなのでカラー選びに注意です。
BeatsXの音質について
BeatsXの音質は当サイトを初め、いろんなサイトやブログで評価されていますが、もちろん聴く人によって聴こえ方や感じ方は違います。
2017年2月に発売され、この7ヶ月間ほぼ毎日聽いている自分からすれば「良い」です。当初の感想からそこまで変わっていませんが、バランスのいい音質で解像度も良くクリアに聴こえます。
付属しているイヤーピースだと低音がやや弱く感じられる為、ウレタン製の低反発イヤーピースに付け替えるとかなり良くなるのでおすすめです。
旅行へ行く際、移動中の新幹線や飛行機の中で映画を見ますが、爆発音や銃撃音など低音は非常に迫力があり、セリフなども聴きやすく音楽以外も楽しめます。
これまで当サイトでは様々な価格帯のワイヤレスイヤホンを複数レビューしていますが、BeatsXの満足度を超えるものはありません。
BeatsXのつけ心地について
ハウジング部分は大きすぎず、小さすぎないちょうどいいサイズ。イヤーチップ・ウイングチップが付属しており、複数のサイズから自分に合ったサイズを選べる点もいいです。
ケーブルが長く、耳に負担がかかりそうですが、長時間つけていても聴き疲れや耳が痛くなったことはありません。ウイングチップをつければ激しい運動でも外れたりもしないです。
フレックスフォームな形状は首にフィットし、ハウジングにはマグネット式で紛失リスクを軽減。音楽を聞かない時は首からぶら下げてファッショナブルに身につけることができます。
BeatsXの耐久性について
発売から7ヶ月間ほぼ毎日身につけて聽いていますが、これまで壊れたりはなく耐久性の問題はないでしょう。フラットケーブルなので絡まりづらく、イヤホンによくある断線なども起こっていません。
またリモコン部分や本体部分に目立った傷もなく、状態は良好です。
BeatsXの充電持ちについて
充電持ちはメーカー公称値で最大8時間となっていますが、最近だと連続再生で5〜6時間といったところです。再生時間に不満はなく、Fast Fuel(急速充電)機能で5分程度の充電をすると2時間程度再生は可能です。
充電にはLightningケーブルを使用し、フル充電までの時間を計ってみると3%から100%までの充電時間は43分とかなり早いと思います。バッテリー残量はウィジェット追加で確認でき、10%を下回ると音で知らせてくれるので分かりやすいです。
BeatsXのペアリングについて
※初回ペアリング時の接続確認画面
BeatsXはW1チップが搭載され、主にiPhone、iPad、macbookユーザー向け。ペアリングはBeatsXの電源ボタンを約1秒間押すだけで可能で、接続が完了すると音で知らせてくれます。
またClass1のBluetooth(有効範囲はおよそ100m程度)なので、家の中ならどこにいても途切れることはなく、遅延などもありません。
初回ペアリング方法はこちら
再ペアリング手順
1.iPhoneのロック解除
2.BeatsXのiPhoneの近くで電源ON
3.約1秒ほどで接続完了
同じAppleIDで関連付けされているMacBookやiPadであれば再度ペアリングする必要はなく『家に帰ってきたらMacBookに、外出時はiPhoneに』といった事ができるので、帰宅後はMacBookに繋いで音楽を聞いています。
※注:iCloudアカウントとmacOS Sierra、iOS 10、またはwatchOS 3が必要です。
BeatsXの操作性について
装着して右側は電源ボタンのみ。左側はSiri対応RemoteTalkリモコンが付いています。音量調節・再生停止はもちろん、次の曲・前の曲・早送り・巻き戻し・通話・Siri起動とボタン操作のみで行え、手探りでの操作も簡単です。
購入当初は電源ボタンが押しづらかったのですが、慣れれば問題ないです。
上下のボタン | 音量調節 | 1回押す(着信/通話時) | 通話/終了 |
---|---|---|---|
1回押す | 再生/停止 | 長押し | Siri起動 |
2回押す | 次の曲 | 2回+長押し | 早送り |
3回押す | 前の曲 | 3回+長押し | 巻き戻し |
BeatsXの気になるところ
防水性が欲しい
BeatsXの仕様を見ても防水性の記載はなく、どれくらいの防水性があるのか不明。できればIPX2程度の防水性は欲しいところです。
スポーツ用は耐汗・防沫機能を搭載しているらしい?(関連記事)powerbeats3 Wirelessイヤフォンがあるので、BeatsXの位置づけ的についていないのでしょうね。
自己責任になりますが、ジムで使用しても壊れる事無く使えているので耐汗くらいの防水性はあるじゃないかと勝手に思っています。
替えのウイングチップなどを売って欲しい
購入当初はウイングチップを付けていましたが、根元部分が千切れてしまいそれ以降は使わなくなりました。純正のイヤーピースやウイングチップのみの発売があれば良かったと思います。
もう少しだけケーブルを短くして欲しい
ケーブルの長さについていろんなサイトで評価されていますが、たしかに長めです。邪魔にはなりませんが、あと2cm程度短いくらいがちょうどいいと思います。
ノイズキャンセリング機能が欲しい
これは新幹線や特に飛行機など周りの騒音が気になる時や集中したい時に欲しいです。今はサードパーティ製の低反発イヤーピースを使っており、聞こえづらくなっているものの、ノイズキャンセリングがあるとないとではかなり違ってくると思います。
ワイヤレス充電機能が欲しい
AirPodsのワイヤレス充電対応ケースが発売されるらしいのですが、次期BeatsXには対応してもらえると便利だと思います。
BeatsXのアップデート方法
Beats Updater をインストールする
BeatsXはBeats Updaterを使ってファームウェアをアップデートすることができます。
まずはこちらからBeats Updaterをダウンロードし、インストールします。
パソコンとBeatsXを接続する
インストール後にこの画面が出たらLightning-USBケーブルでパソコンとBeatsXを接続するだけでファームウェアが最新状態かチェックしてくれます。
最新状態か確認する
ファームウェアバージョンは自動でチェックされ、最新で無ければアップデートする流れとなります。
iPhoneユーザーなら「Beats by Dr. Dre BeatsX」
イヤホンは聴く人によって聴こえ方や感じ方は異なりますが、iPhoneユーザーならBeatsXをおすすめしたい。
いくつか気になった点はあるものの、同価格帯はもちろん、バランスのいい音質、バッテリーライフ、W1チップの恩恵などiPhoneとの相性を考えるとこれ以上のイヤホンはないでしょう。
ワイヤレスイヤホンの購入で悩んでいる方にとってこのレビュー記事でBeatsXを購入する決め手になればうれしいです。
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AmazonでBeatsXをお得に安く購入する方法
普段からAmazonでよくお買い物をする方は、Amazonギフト券にお金をチャージして買い物することをおすすめします。
最大で2.5%還元となり、とてもお得です。積み重ねで見れば大きな額となるので、やらないと損です。
またギフトカードやギフト券という名前ですが、自分で買って自分で使えるのがポイント。
①何か購入する前にAmazonギフト券にチャージする
②最大2.5%分のポイントが貯まる
③チャージしたAmazonギフト券で支払いをする
ギフト券の詳細は公式サイトでご確認ください。