AnkerのSoundcoreシリーズより、完全ワイヤレスイヤホンであるSpirit Dot 2をご紹介します。
主な特徴としては「迫力ある低音サウンド」「IPX7の高い防水性」「耳に収まるスリムデザイン」です。
特にダイヤモンドコーティングを施したドライバーと、Anker独自技術のBassUpテクノロジーがアルゴリズムによってリアルタイム分析を行い、即時に低音を増幅するとのこと。
他にも、MCSync技術を採用することで、従来のワイヤレスイヤホンと比較して約30%程度の接続性向上および、低遅延を実現しています。
この記事ではAnker Soundcore Spirit Dot 2の外観や音質、使い勝手などレビューしましたので、ご覧ください。
- Anker Soundcore Spirit Dot 2 レビュー
- Anker Soundcore Spirit Dot 2を使ってみての感想
- Anker Soundcore Spirit Dot 2はこんな人におすすめ
- Anker Soundcore Spirit Dot 2 レビュー:まとめ
Anker Soundcore Spirit Dot 2 レビュー

スペックと特徴について
▲今回紹介するのは、Anker Soundcore Spirit Dot 2
【関連】Soundcore Liberty Neo レビュー【人気&コスパ良】
【関連】Soundcore Liberty 2 Pro レビュー【最上位モデル】
【関連】Soundcore Liberty レビュー【最大100時間再生】
Anker Soundcore Spirit Dot 2の基本スペックと特徴を紹介します。
<迫力の低音>
ダイヤモンドコーティングを施したドライバーと、独自技術のBassUpテクノロジーがアルゴリズムによってリアルタイム分析を行い、即時に低音を増幅。
<MCSyncテクノロジー>
スマホなどの機器から伝送される信号に両側のイヤホンが直接通信するMCSyncテクノロジーを採用。
従来の弊社製ワイヤレスイヤホンより約30%改善された低遅延と、両耳使用から片耳使用へのスムーズな切替を実現。
<IPX7防水&SweatGuard>
IPX7の防水規格とSoundcore独自のSweatGuardテクノロジーにより、雨天時の使用やトレーニング中の汗からワイヤレスイヤホンを保護。
<タッチ操作>
ワイヤレスイヤホンのタッチパッドを操作するだけで、着信への応答や音楽の再生、停止、曲送りに対応。
※音量調整、曲戻りは非対応
<安定した接続&低遅延>
Bluetooth5.0対応により⾳⾶びを極限まで抑え、完全ワイヤレスでありながら、安定した接続を実現。
<快適な装着、耳からはみ出ない>
付属されている複数サイズのイヤーチップとイヤーウイングは柔らかいシリコン製。
長時間つけていても心地よく、耳にぴったりフィット。
ドライバーユニット | 8mm |
---|---|
Bluetooth | Ver5.0 |
対応プロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
対応コーデック | SBC、AAC |
連続使用時間 | 音楽再生/通話時間:約5.5時間 |
ケース込使用時間 | 約16時間 |
充電ポート | USB Type-C |
防水性 | ○ ※IPX7仕様 |
ノイズキャンセリング | ー |
外音取り込み機能 | ー |
急速充電 | ○ |
カラー | ブラック |
その他、詳しい仕様はこちらから確認してください。
外観


大きさは手のひらサイズで、ズボンポケットにも入ります。カラーはブラックのみ。
横から見た様子も掲載しておきます。ケース蓋が後方にスライドする方式です。
スポーツライクな見た目のイヤホンです。イヤーウイングが本体と一体化しているように見えます。
ドライバーは、ダイヤモンドコーティングで8mmを搭載。
防水性はIPX7相当。推奨しませんが、シャワー中やプール内でも使える防水レベルです。※雨程度なら余裕


同梱品
Anker Soundcore Spirit Dot 2の同梱品は以下です。
・イヤホン本体
・チャージングケース
・イヤーピース(XS/S/M/L/XL)
・イヤーウイング(S/M/L)
・充電用ケーブル
・取扱説明書類
イヤーピースは5サイズ(XS/S/M/L/XL)、イヤーウイングは3サイズ(S/M/L)付属しているので、自分の耳に合ったサイズを選んで装着できます。
隙間が開くと低音が抜けたり、フィット感に影響するのでサイズ選びは必須。素材はシリコン製で柔らかいです。
バッテリー持ち
充電ポートは、カバー付きのUSB Type-C。
イヤホン単体で約5.5時間、ケース込みで約16時間(ケースで約2回フル充電可能)です。
イヤホンへのフル充電には約2時間、急速充電に対応しており、10分で約1時間動作します。
1回の充電で、片道1時間の通勤通学なら約2.5日程度は持つ計算。ケースに収納すれば都度充電されるので、1週間以上はケースからの充電のみで使えます。
バッテリー持ちの検証として音楽を再生(AAC/音量50%)しつづけたところ、4時間56分でした。
ケースのバッテリー残量は3段階で確認できます。
操作性
イヤホン側からできる操作は、再生停止、曲送り、受話終話、音声アシスタントです。
音量調整や曲戻りには対応していません。そのため、スマホ側から操作することになります。
操作反応はよく、タッチ操作のため耳に押し込まれる感覚もなく、ノンストレスでした。
再生/停止 | 右側を2回タップ |
---|---|
曲送り | 左側を2回タップ |
曲戻し | - |
音量調整 | - |
受話終話 | どちらかを2秒タップ |
音声アシスタント | どちらかを2秒タップ |
装着感
完全ワイヤレスイヤホンはたくさん購入しており、そのメーカーによって大きさや形は様々です。
その中でも、本体のサイズは一般的。ただイヤーウイングと形状からとてもフィット感が良いです。
また耳からはみ出て見えづらいため、付けていてもスマートです。
5サイズのイヤーピースから選べるため、合うものがあれば装着感と遮音性は満足するはず。
階段の上り下り、ランニングでも使用してみましたが、外れることなく使うことができました。
初回ペアリングの方法
初回のみ以下の手順でペアリングが必要です。2回目以降はケースから取り出すだけで自動接続されます。
手動でペアリングモード(リセット)にする場合は、ケースに入れた状態で両方のイヤホンのタッチパネルを5秒長押しです。
1.蓋を開ける
2.左右のイヤホンを取り出す
3.スマホのBluetooth設定で「Soundcore Spirit Dot 2」を選択
4.ペアリングを承認して、接続完了
5.次回以降は取り出すだけで自動ペアリング
音質とコーデック
Ankerはドライバーにこだわりを持つメーカーですが、ダイヤモンドコーティングを施したドライバーを採用しています。
また独自技術のBassUpテクノロジーがアルゴリズムによってリアルタイム分析を行い、即時に低音を増幅するとのこと。
実際にいろんなジャンルの曲を聞いてみましたが、「低音寄り」かつ「中高音のクリアさ」「音の伸び」が良く感じました。
ドラムから出る低音の迫力やアタック感、ギターやベースの弦音がしっかりと伝わります。
中高音をかき消す程の重すぎない低音なので、その点は良かったと思いました。
※AAC接続、Amazon Music HDの感想
接続安定性・音飛び
このイヤホンは、スマホなどの機器から伝送される信号に両側のイヤホンが直接通信するMCSync技術を採用しており、従来製品と比較しても接続性が向上および低遅延を実現しています。
また両耳使用から片耳使用へのスムーズな切替も可能です。
iPhone 11 ProとXiaomi MiMix3と接続して、駅構内や街中、自宅、オフィスと使ってみましたが、ほぼ途切れることなく使えました。
途切れ具合ですが、一瞬ブツッと音飛びする程度で頻度はかなり少なく、復帰も一瞬です。※頻度でいうと1日に1回あるかないか程度
動画視聴時の遅延
iPhone 11 ProとXiaomi MiMix3、iPad Mini4、MacBook Proなどで遅延具合を検証してみました。
YoutubeやNetflixでいくつか動画を見てみましたが、口とセリフがズレている感じはなく、遅延は少ないと言えます。
この機種に限らず、最近のモデルは以前と比べて遅延は少ない傾向ですね。
Anker Soundcore Spirit Dot 2を使ってみての感想
■よかった点
・音質は低音寄りで、中高音のクリアさ◎
・AACコーデックに対応
・イヤホン単体で最大5.5時間の再生
・急速充電対応
・フィット感はとてもいい
・遅延や途切れが少ない
■気になった点
・高音がシャリシャリする曲あり
・aptXコーデック非対応
Anker Soundcore Spirit Dot 2はこんな人におすすめ
・低音寄りの音質が良い方
・耳からはみ出ない形が良い方
・防水性を重視する方(IPX7)
・遅延や途切れが少なさを重視する方
Anker Soundcore Spirit Dot 2 レビュー:まとめ
以上が、Anker Soundcore Spirit Dot 2のレビュー内容です。
総評としては、低音寄りのサウンドが好きなら買い。
音質が良いもの、ハイエンドな機種はたくさんありますが、特に自分が完全ワイヤレスイヤホンを購入する上で重視しているのが、付け心地。
この機種は特にフィット感がよく、耳からはみ出ないスリムさは付け心地が良いです。
音質に関しても低音寄りですが、中高音のクリアさや伸びは良く、音場も広いです。ただ音量を上げたときに若干高音がシャリシャリが気になる曲がありました。
高い接続性、低遅延、ロングバッテリーと基本性能が高いので、おすすめできる完全ワイヤレスイヤホンの1つです。
価格はAmazonで7,990円、カラーはブラックのみ選べます。
【関連】Soundcore Liberty Neo レビュー【人気&コスパ良】
【関連】Soundcore Liberty 2 Pro レビュー【最上位モデル】
【関連】Soundcore Liberty レビュー【最大100時間再生】
Anker Soundcore Spirit Dot 2 を購入する
※こんな記事もあります。
【2020年最新版】完全ワイヤレスイヤホンおすすめまとめ14選【左右分離型・左右独立型・トゥルーワイヤレス】 - +ログ
【2020】1万円以下で選ぶ!完全ワイヤレスイヤホンおすすめ機種10選【最新人気モデル】 - +ログ
【2020年最新版】完全ワイヤレスイヤホンおすすめの安い機種10選【5000円以下】 - +ログ
【NFMI / QCC3026 / QCC3020】長時間再生できて、途切れにくい完全ワイヤレスイヤホンおすすめまとめ - +ログ
⇒ Amazonで売れている完全ワイヤレスイヤホンを見る
⇒ 楽天市場で売れている完全ワイヤレスイヤホンを見る
⇒ Yahoo!ショッピングで売れている完全ワイヤレスイヤホンを見る