こんにちわ。ORIH(@orih_k517)です。今日は『+ログ』の記事を読みに来ていただきありがとうございます。
QC3.0に対応したスマホやモバイルバッテリーをお持ちの方に朗報です。
従来の充電器に比べて4倍早く急速充電が可能でコンパクトながらハイパワーな充電器「UGREEN QC3.0急速充電器 18W CD122」を手に入れましたので開封レビューしたいと思います。
- UGREEN QC3.0急速充電器 18W CD122
- 特徴
- Quick Charge3.0とは
- UGREEN QC3.0急速充電器 CD122 レビュー
- 使ってみて
- こんな人におすすめ
- 1ポートのシンプルなQC3.0急速充電器
UGREEN QC3.0急速充電器 18W CD122
特徴
フルスピードの急速充電
従来充電器の4倍充電スピードを急速充電可能になります。「サムスン GALAXY S6 edge(2600mAh)」とのデバイスで検証際に、35分ほどでバッテリー容料で80%充電可能です。
スマートチップの搭載、出力を自動的に判別
専用スマートチップが搭載されており、お使いのスマホを自動検測し、接続したデバイスに合わせて最適な電流を供給できます。
ほとんどの機種を充電可能、QC 3.0/2.0機器も、QC非対応の機器も!
すべてのQualcomm Quick Charge 3.0 / 2.0 / 1.0 機器を対応します。(最大12V/2A 、9V/2A)USB Type-C機器の互換性もあります。
安心な安全保護
マルチ充電保護システムより、過充電、過放電、過熱またはショートを避け、充電器とデバイスを保護します。外殻ケースは高品質の耐火材料(耐火940VのPC)で作られています。
Quick Charge3.0とは
今回紹介するQC3.0とはQuick Charge 3.0の略でQualcomm(クアルコム)が独自開発した急速充電技術です。
Quick Chargeは1〜4まであり、「バッテリー残量0%〜80%付近までの充電が速い」という特徴があります。もちろんデバイスと充電器がQuick Chargeに対応している必要があります。
QC2.0に比べてQC3.0は充電効率が38%向上しており、後継となるQC4は15分間で50%まで充電でき、QC3.0より20%速く充電できるようです。
注意点としてQC3.0に対応していたとしても充電専用ケーブルだと急速充電できないので、フル結線(通信可能タイプ)のケーブルを用意する必要があります。端末に付属しているケーブルであればフル結線なので問題ないでしょう。
Quick Chargeのまとめ
・Quick Chargeは1〜4までありQualcommが独自開発した急速充電技術です
・急速充電するにはデバイスと充電器がQuick Chargeに対応している必要がある
・対応していても充電専用ケーブルだと急速充電できない
・電池残量0%から80%までに掛かる充電時間の目安は35分
・QC3.0対応デバイスでQC2.0対応の充電器を使った場合、QC2.0相当の急速充電になる
・QC3.0にUSB 3.1対応のUSB Type-Cケーブルを使うとケーブルが壊れることがある
UGREEN QC3.0急速充電器 CD122 レビュー
UGREENさんよりサンプルとして提供していただきました。
本製品はパッケージ裏が仕様兼取説の記載があります。
1ポートのQC3.0の急速充電に対応した充電アダプタです。サイズは45×25×52mm、カラーはブラックとホワイトの2色、出力はDC 3.6V-6.5V/2A、6.5V-9V/2A、9V-12V/1.5Aで最大18Wとなります。
今回はブラックを選択しましたが、光沢があるのでホコリや指紋が目立ちやすいです。1ポートしか付いていないので複数同時に充電はできませんが、コンパクトで軽いので持ち運びに便利です。
従来の充電器に比べて4倍早く、GALAXY S6 edge(2600mAh)であれば約35分で80%まで充電できます。
また出力を自動的に判別する専用スマートチップが搭載されており、接続したデバイスに合わせて最適な電流を供給し、マルチ充電保護システムより、過充電、過放電、過熱またはショートを避け、充電器自体とデバイスを保護します。
1ポートですが、横幅があるので、コンセントによって隣と干渉する場合があります。
本製品はQC3.0/2.0/1.0、QC非対応のデバイスでも充電することができますが、今回はQC3.0に対応した「Xperia XZ SOV34」を充電してみます。バッテリー容量は2,900mAh。
6.25V、0.75AとQC3.0にしては控えめな出力です。だたこの時はバッテリー残量が90%超えていたので、マルチ充電保護システムの過充電や残量に応じた最適な電流の供給となっていたのかもしれません。
QC非対応のiPhone7や8で充電すると概ね1A程度でした。QCに対応していないと標準充電器と変わりません。
※追記:後日再度充電したところ、8.41V/1.21Aとなり、10%から始めた充電が30分ほどで60%を超えていました。
スマホ以外ではQC3.0対応の人気モバイルバッテリー「Anker PowerCore Speed 10000」などの大容量バッテリーは高速で充電できると助かりますね。
使ってみて
■よかった点
・QC3.0対応のスマホやモバイルバッテリーで急速充電ができる
・コンパクトで軽く持ち運びに便利
■気になった点
・国内で発売しているQC3.0対応のスマホが少ない
・プラグが折りたたみできない
こんな人におすすめ
・QC3.0対応端末をお持ちの方
1ポートのシンプルなQC3.0急速充電器
まだ国内で発売されているQC3.0対応スマホは少ないですが、少しづつ普及しているUSB Type-Cと同じく今後もトレンドとして対応端末は増えていくでしょう。
外出前に充電残量が少ない時に30分程度で50%を超える充電ができるのは非常に助かります。もちろんモバイルバッテリーがあれば事足りますが、本体にバッテリー残量がある方がいいですよね。
スマホは対応していなくても大人気モバイルバッテリーである「Anker PowerCoreシリーズ」は一部でQC3.0対応しているので、短時間で充電したい方は一緒に購入してみてはいかがでしょうか。
最後まで『+ログ』の記事を読んでいただきありがとうございました。
記事を書いた人:ORIH(@orih_k517)
こういう規格は1つに統一して対応端末を増やしてもらえるとユーザーも助かるのですがね。。。