こんにちわ。ORIH(@orih_k517)です。今日は『+ログ』の記事を読みに来ていただきありがとうございます。
次々と有名メーカーから完全ワイヤレスイヤホンが発売される中、9月にコンピュータ周辺機器でお馴染みのエレコムからも発売されていました。
エレコムはイヤホンのイメージがなく、良い意味で他社と同じようなスペックなのに低価格で販売できる企業力から購入してみることに。
エレコムらしいシンプルなデザインと直径6mmの外磁型ダイナミックドライバーに期待しつつ、早速レビューしたいと思います。
※この記事では個人的に購入した製品を使用しています。
エレコム 完全ワイヤレスイヤホン LBT-TWS01MPBK
特徴
マイクロイーテムドライバー
φ6.0mmの外磁型ダイナミックドライバー“マイクロETEM(イーテム)ドライバー”を採用し、小型ながら力強く、ワイドレンジでクリアな音質を実現します。
Direct Contact Mount構造
音道の先端にドライバーを設置するDirect Contact Mount(ダイレクトコンタクトマウント)構造を採用し、濁りや歪みのない、鮮明なサウンドをダイレクトに伝えます。
レスポンスの良いイキイキとした音を再現
振動板にわずか6.0ミクロンのPETフィルムを採用することで、レスポンスの良いイキイキとした音を再現し、高磁力のネオジムマグネットを採用することで、ダイナミックでキレの良い低音を実現します。
約2.5時間の連続音楽再生
ヘッドホンは1回の充電で約2.5時間の連続音楽再生が可能です。またイヤホンを充電ができるケースが付属しています。充電ケースをフル充電しておく事で、約4回のフル充電可能です。
レビュー
エレコムからも完全ワイヤレスイヤホンが発売されました。安く高品質なコンピュータ周辺機器を多く発売しており、期待できそうだったので購入してみました。
スペック的には特に尖った点はなく、至って普通な仕上がりになっています。
付属していたのは日本語取扱説明書、イヤーピース(S/M/L)、充電用マイクロUSBケーブルとなります。
充電ケースは軽くコンパクトな仕上がりに。エレコムらしいシンプルなデザイン。ケースのみだと30gしかなくとても軽いです。
完全ワイヤレスイヤホンは小さく軽いので、紛失しないようにこうしたケースの中に収納するタイプがおすすめです。
ケースを開けるとイヤホンがいい感じに収納されていました。ケースとイヤホンともに非光沢で指紋が目立たない点はいいですね。
充電は付属のmicro-USBケーブルを使い、フル充電まで約2時間です。
イヤホンへのフル充電は約1.5時間です。約4回までフル充電できるバッテリー量で充電中はイヤホンのLEDが赤く点灯し、充電が完了すると青く点灯します。
少し大きめのボディですが、6gと軽いです。耳の凹凸にフィットする3Dイヤーアームが付属し、耳のサイズに合わせて装着できます。
本体には物理ホタンやマイク、LEDが搭載され、1回の充電で約2.5時間の連続音楽再生が可能です。「小型ながら力強く、ワイドレンジでクリアな音質」、「濁りや歪みのない、鮮明なサウンド」で万人受けするバランス音質という所でしょうか。
ケースからの充電と合わせると約12時間以上の音楽再生ができます。
イヤホンにはシリコン製のイヤーアーム、イヤーチップの2つが付いています。イヤーチップは付属のS/M/Lサイズ、ステムサイズも標準的なのでサードパーティ製のイヤーチップとの交換もできます。
このイヤーアームのおかげで耳栓サイズではないですが、耳にジャストフィットし、装着感はこれまでレビューした完全ワイヤレスイヤホンの中でも1、2です。
ケースは30g。イヤホン本体の重さは実測値で6gとなります。
充電ケースのバッテリー残量は4段階のインジケータで確認することができるので便利ですね。
マルチファンクションボタンは物理でイヤホンのフチに付いています。このボタンは装着したままでも操作しやすく手探りでもすぐにアクセスできました。
操作方法
電源ON | OFFの時に3秒間長押し |
---|---|
電源OFF | ONの時に3秒間長押し |
ペアリングモード(イヤホン同士) | OFF状態からL/R側を5秒間長押し |
音量+/− | 調整不可 |
曲送り | L/R側のどちらかを2回押し |
曲戻し | L/R側のどちらかを31回押し |
受話/終話 | R側を1回押す |
拒否 | R側を2秒間長押し |
ペアリング方法
まず左右のマルチファンクションボタンを5秒間長押しすることで電源ONと左右のペアリングが完了します。
その後接続したデバイスのBluetooth設定から「TWS01」を選択すればペアリングが可能です。
ワイドレンジで良いが、ありがちなドンシャリ音質
音質について
よくありがちなドンシャリサウンド。完全ワイヤレスイヤホンにしては厚みがあり迫力は十分です。また低音よりですが、ワイドレンジでいろんな曲に合わせられそう。ややシャリつき気味の高域はクリアさが欲しかったです。。
装着感について
X3TやS2と同じくらいの大きさですが、3Dイヤーアームが耳のくぼみに合い、高い装着性で頭を動かしても落ちる気配はなく、ジャストフィット感はこれまでの中でも1、2を争うレベルでした。ランニングやスポーツ時でも付けれるイヤホンです。
遅延と安定性について
自宅と会社、通勤中、新宿などの人が多い市街地で聞いていましたが、ほとんど音飛びはありませんでした。私の環境とスマホでYoutubeを見た時にワンテンポ遅れる感じの遅延がありました。音楽再生には向いていますが、環境により動画には向かないかもしれません。
使ってみて
■よかった点
・シンプルにまとまったデザイン
・厚みがある低域、ワイドレンジ
・バッテリー残量が分かりやすい4段階インジケータ
・3Dイヤーアームでジャストフィットする装着感
■気になった点
・ありがちなドンシャリ感
・音質から考えると割高な価格設定
こんな人におすすめ
・完全ワイヤレスイヤホンに興味がある方
・ドンシャリが好きな方
まとめ
全体的に見ても悪くはないのですが、価格と音質のバランスを知ってしまうとX3Tの方がコスパがいいです。
音に関しては再生環境や聴く方によって様々なので一概には言えませんが、この価格を出すならVERSEを買ったほうがいいでしょう。
これまで3,000円〜1万円台の完全ワイヤレスイヤホンをレビューしてきましたが、次回以降はハイエンドモデル(2万〜3万円)をレビューするのでお見逃しなく!
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koreimakaidesuka.hatenablog.com
最後まで『+ログ』の記事を読んでいただきありがとうございました。
記事を書いた人:ORIH(@orih_k517)
エレコムとしては初めての完全ワイヤレスイヤホンだったので、次回作に期待です。