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【レビュー】B&O初の完全ワイヤレスイヤホン「B&O Play E8」

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【更新:2019年3月28日】

B&Oというロゴを見かけたことはないでしょうか。あれはBang & Olufsen(バング&オルフセン)というデンマークの老舗オーディオメーカーです。

今回はそのBang & Olufsenから発売された「Beoplay E8」をご紹介します。SONYのWF-1000X、BOSEのSoundSport Freeに引き続きハイエンドモデルの3機種目となります。

完全ワイヤレスイヤホンと言えば遅延や安定性が重要になってきますが、NFMIというペアリング技術により、ペアリング中のドロップアウトを最小限化され安定した接続性が得意なイヤホンです。

※この記事では個人的に購入した製品を使用しています。

B&O Play E8 完全ワイヤレスイヤホン


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4.3



  • 高級感のある本革ケースにマット調のイヤホン

  • 音量調整も可能な操作性

  • 最大4時間のロングバッテリー

  • バランス、クリアさ共に上質な音質

  • 遅延もほぼ無く、安定感抜群の接続性

  • 一時停止中に外音モードが切り替わる

形式 ダイナミック型
周波数特性 20 Hz - 20.000 Hz
Bluetoothバージョン 4.2
対応コーデック AAC
連続再生 約4時間
連続再生(ケース込み) 約12時間
充電時間(イヤホン) 約2時間
充電時間(ケース) 約2時間

特徴

快適なつけ心地と接続性

装着した際の着け心地やフィット感を追求するために、人間の耳の形やカーブの研究を重ねデザインされました。さらに、4サイズのシリコンイヤーチップに加え、MサイズのComply Sportイヤーピースが付属し、あらゆる形やサイズの耳にフィットします。

補聴器やヘルスケア分野で長きにわたり使用されてきたNFMI (Near-Field Magnetic Induction / 近距離磁界誘導) ペアリング技術を搭載し、ペアリング中のドロップアウトを最小限化と安定した接続性で優れたパフォーマンスを提供します。

ハンズフリー通話に対応

高精度マイクを搭載し、高品質なハンズフリー通話を実現しました。

タッチコントロール

再生停止、音量調整、曲送り曲戻し、通話など本体のタップで多様なコントロールが行えます。

Beoplayアプリによる各種設定

設定や製品のカスタマイズ、イコライザーの調整が容易に行えます。

レビュー

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さすが高級老舗オーディオメーカー。白を貴重としたシンプルだけど高級感のあるパッケージ。北欧のメーカーはなんでもオシャレなプロダクトデザインですよね。

BOSEのSoundSport Freeも高かったですが、それを上回る32,000円と完全ワイヤレスイヤホンの中では最高級と言ってもいいでしょう。


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パッケージを開けてみると、充電ケース、イヤホン本体が入っており、下部には初期設定のようなアナウンスが書かれていました。


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付属品はイヤーチップ(シリコン製4サイズ、コンプライ1サイズ)、USBケーブル、取扱説明書、保証書です。B&Oの刻印入りのおしゃれなUSBケーブルはこれまで紹介してきた中でも長く1m程あります。

取説は後ほど紹介する専用アプリ「Beoplay」でも見れるので便利です。


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E8はBANG & OLUFSENのエンジニアがチューニングした独自設計の5.7mmダイナミックドライバーを搭載し、聴いていて疲労感のないオールラウンドなサウンドが特徴です。あらゆる形やサイズの耳にフィットし、NFMI (Near-Field Magnetic Induction / 近距離磁界誘導) ペアリング技術で高い接続製を実現。

タッチ式のマルチファンクションボタンで再生停止、音量調整、曲送り曲戻し、通話などが可能です。Beoplayアプリを使えばイコライザーの調整や外音取り込み設定ができます。

コーデックはAACに対応し、iPhoneユーザーにおすすめです。


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ケースは見ての通り、革製で高級感があり、質感がとてもいい仕上がりに。トップグレインレザーという本革です。サイズは73×33×47mm(幅×奥行き×高さ)でJBLやSONY、BOSEの充電ケースと比較してもかなり小さく、この大きさでも8時間分の充電可能です。


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個人的にはいらないかなと思いましたが、伸縮性のある紐がついています。


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ケースにはうまくイヤホンが収められており、マグネット式なのでカチっとはまります。JBLのFreeと違い、イヤーチップ部分に余裕があるのでサードパーティ製に付け替えても大丈夫でしょう。


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充電ケースをフル充電すればイヤホンを2回分のバッテリー量となり、イヤホンとケースを合わせると計12時間のバッテリー持ちになります。

段階を示すインジケータはないものの、充電中はケース内部のLEDがオレンジに点灯します。


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完全ワイヤレスイヤホンはスポーツに合うデザインが多い感じがしますが、E8はマット調でB&Oのロゴがデザインされたとてもシンプルな仕上がりになっています。

B&Oのイヤホンはシンプルかつ、ファッショナブルな大人のおしゃれイヤホンというイメージが強いです。


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本体サイズや形状ははJBLのFREEに似ています。耳のくぼみにフィットする形状でつけ心地もよく、4サイズのイヤーチップから自分に合うサイズをチョイスできます。


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S/M/Lの3サイズの付属はよくありますが、E8はXS/S/M/Lと4サイズにポリウレタンのComply™ Sportイヤーピースも付属しています。

ポリウレタン製のイヤーチップはつけ心地、遮音性、低域の厚みを増してくれるので、大抵のイヤホンにサードパーティ製のものを付けている自分にとって付属しているのは有り難いです。


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R側のみLEDライトが付いています。Rの中にLEDライトを入れるところが遊び心があっていいですね。


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再生・一時停止はR側を1回タップ、曲送りはR側を2回、曲戻りはL側を2回タップ、音量調整はL側長押しでー・R側長押しで+、外音取り込みモード切り替えはL側タップ、通話はどちらかを1回タップ、終話はどちらかを2回タップ、拒否はどちらかを5秒長押しとなります。

初回ペアリングは左右のイヤホンを近づけて5秒間タッチ、R側のLEDライトが青に点滅すれば、接続したデバイスのBluetooth設定でE8を選択すれば完了です。

2回目以降はケースから取り出してR側を1秒ほどタッチすれば自動的に接続されます。


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ケースは47g。イヤホン本体の重さは実測値で5gとなります。ケースはコンパクトなのでとても軽いです。

専用アプリ「Beoplay」

Beoplayアプリではペアリング、イコライザー調整、Transparencyモード(外音取り込み)などが可能です。日本語には対応していないのでぜひ対応してほしいところ。

ハイエンドモデルはこうした専用アプリがあり、バグフィックスなどのファームウェアの更新ができるのはいいですね。

外音取り込みは3段階あり、AMBIENT/SOCIAL/COMMUTINGです。AMBIENTはマイクで外音を取り込み音楽はOFFになります。COMMUTINGは音楽と外音をほぼ同等に、SOCIALは音楽は小さく外音が大きめ、OFFにすると外音はほぼ聴こえません。

イコライザーはWARM/EXCITED/BRIGHT/RELAXEDの4つに分けられた範囲をタッチして好みの音に調整できます。


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Beoplay

Beoplay

開発元:B&O PLAY
無料

posted with アプリーチ

接続性・操作性は共にパーフェクト!これぞハイエンドモデル

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音質について

どれかの音域が尖っていることはなく、まんべんなく鳴っていて音抜けがとてもいいです。まさにクリアでバランスのいい音質。ウレタン製のイヤーチップに変えれば低域の厚みが増し、芯のある中域が更に良くなります。完全ワイヤレスイヤホンでこれだけの音質なら文句ありません。

後は専用アプリでトーンも調整できるので、曲に合わせてみてもいいでしょう。低域重視ならBOSE SoundSport Free、バランスならB&O Play E8がおすすめです。

装着感について

ハウジングの形状的に耳のくぼみにフィットし、シリコン製、ウレタン製ともに装着感がよく、頭を大きく振っても外れたりはしません。

操作性について

操作性はタッチの反応もよく、ハイエンドモデルの中でも1番でしょう。1秒程度のタップで音量調整ができたり、外音を聞きたい時にL側をタップするだけで音楽音量0になってマイクで外音を拾うのは操作性においてとても便利に感じました。ただケースから出しただけじゃ自動的に電源がONにならず、R側をタップするのは少々面倒くさいです。

遅延と安定性について

早速1日色んな場所に出かけて音楽を聴いてみましたが、自宅や会社、電車での通勤、人混みが多い場所での音飛びはありません。動画再生時の遅延があると思ってたのですが、SONYのWF-1000XやBOSEのSoundSport Freeと比較してもかなり抑えられている感じはあります。ゲームなどには向いていませんが、端末に保存している動画再生ならさほど遅延は気にならないレベルでした。

使ってみて

■よかった点
・高級感のある本革ケースにマット調のイヤホン
・音量調整も可能な操作性
・最大4時間のロングバッテリー
・バランス、クリアさ共に上質な音質
・遅延もほぼ無く、安定感抜群の接続性


■気になった点
・一時停止中に外音モードが切り替わる(バグ?)

こんな人におすすめ

・完全ワイヤレスイヤホンに興味がある方
・ハイエンドモデルから選びたい方
・遅延や接続性の心配をしたくない方
・コーデックはAACに対応し、iPhoneユーザーにおすすめ

まとめ

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さすがに3万円台のハイエンドモデルは違いますね。B&O E8に関してはとても完成度が高いです。

シンプルでおしゃれなデザイン性はもちろん、安定した接続性、動画の遅延も少なく、電車内や人が多い場所での音飛びや接続切れはありません。NFMIというペアリング技術がいかに優れてているかが分かりました。

操作性もよく、長タップで音量調整ができたり、L側タップで外音を取り込めるのは便利です。Transparencyモードは仕事で音楽を聴く自分にとって大変重宝します。

音質も音の輪郭がはっきりしており、バランスのいいクリアな音質、専用アプリからのトーン調整もでき、好みの音に変えれるのもいいです。

値段はしますが、ハイエンドモデルで失敗したくない方におすすめできる完全ワイヤレスイヤホンの1つとなるでしょう。

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Amazonで完全ワイヤレスイヤホンをお得に安く購入する方法

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